その人を理解することから始める!
認知症高齢者ならではのリスクマネジメント
認知症高齢者は脳の病変による運動機能の低下やBPSDの影響、
薬剤の副作用等により、転倒をはじめ様々なリスクが生じやすくなります。
そのため認知症高齢者をケアする現場では、予期せぬ事故が後を絶ちません。
本特集では、認知症高齢者の安心安全な生活を支える上で
欠かせないリスク対策について考えます。
●認知症の疾患別に見る!起こりがちなリスクとその対策
高齢者福祉総合施設マザアス日野 副施設長 来島みのり
●認知症高齢者の転倒を防ぐ知恵と技!
有限会社足柄リハビリテーションサービス
地域リハビリテーションセンター“ふらっと”(デイサービス)
非常勤職員 高橋 正
●徘徊・離設行為が見られる利用者に対する安全対策の実践
社会福祉法人邦友会 おおたわらマロニエホーム 管理者
栃木県認知症介護指導者 藤田育美
●暴言・暴力…対人トラブルへのかかわり方
東京女子医科大学 看護学部 地域看護学 助教 高 紋子
いざという時に慌てない!
夜勤を上手に乗り越えるコツ
介護施設の夜勤は、少人数・または単独で長時間の勤務となる上に、
いつ利用者の急変が起こっても不思議ではないため、スタッフにとって
大きな負担になっています。本特集では、この夜勤時の負担を
少しでも軽減するための「備え」について解説します。
●新人が安心して「夜勤デビュー」するための体制づくり
社会福祉法人北海長正会
北広島リハビリセンター特養部四恩園 施設長 神部健史
●夜勤時に注意すべき利用者の疾患と急変時の対応
旭川大学短期大学部 生活学科 生活福祉専攻 助教
看護師/社会福祉士/介護支援専門員 近藤亜弥
●不規則な勤務形態で体調を崩さないための体調管理術
岡山県立大学 保健福祉学部 保健福祉学科 准教授 原野かおり
看取り期のケアプラン作成と
安全・安楽なケア実践
多くの介護施設で看取りケアが実施されるようになった現在、
そのケアの質の向上が求められています。
残りの限られた時間を安全・安楽に過ごしていただくためには、
利用者の状態に応じた適切なケアプランの立案とそのケアプランに基づいた
ケアの実践が欠かせません。本特集では、看取り期のケアプランと
ケア実践を事例に基づきながら紹介します。
●特別養護老人ホームに長期間入所していた方の看取り
〜身元引受人と親族の意見が食い違うケースの看取り支援
特別養護老人ホーム かつろくの里 生活相談員・サービス主任
公益社団法人 認知症の人と家族の会山形県支部 世話人 高木知里
●グループホームでの看取りを実現するための取り組み
有限会社あんのん 取締役
グループホーム・小規模多機能ホームあんのん ホーム長 白仁田園子
●死をタブー視しない!看取りに向けた意思確認・意思決定支援
社会福祉法人きらくえん 理事長 土谷千津子
●利用者・家族の意向を尊重したケアプランの作成と多職種連携
社会福祉法人真寿会 特別養護老人ホーム真寿園
施設ケア部マネジャー 水島健次
※2018年1・2月号の目次はこちら

|