これで私は変わった
接遇インストラクター上級コースに受講された方から、基礎コースに参加された後、それぞれの病院、施設の現場で「接遇」を実践し、自分自身や現場で変化した事例をご紹介します。
<ゲスト> 社会福祉法人鶴風会東京小児療育病院
看護科長 秋元美知子様
こちらからの働きかけにより、挨拶を返してくれなかった同僚が参加者のほんの少しの一言で、一歩前進してくれた事例をご紹介いただきました。
私は、看護師30年目になります。現在は重症障害児専門病院であり、施設の機能を持った病院に勤務しています。先月の10月18日に岡山で開催された「接遇インストラクター基礎養成コース(以下、基礎養成コース)」に参加しました。
基礎養成コースの受講を終えて、高橋先生の話されたことの中で何かを実践したいと考えておりました。そんな中、勤めている病院現場で変化があったことをお話します。
これまで当直で各病棟を廻ると、「当直です。こんばんは!」と私から挨拶をするのですが、みんな知らん顔をして、シラーとした雰囲気が流れるだけでした。私のこれまでの印象も「この人達は愛想がない」と思っていました。しかし、基礎養成コース受講後は、私から病棟の仲間に対して変化をしていこうと思いました。
いつものように「こんばんは。当直です」と言った後、やはりシラーとしているので、「挨拶しているから、返事をしてよ。返事してくれないと無視されているみたいで寂しいのよ」と穏やかな口調で投げかけてみると、今までシラーとした雰囲気の人達が、小さな声で「こんばんは」と言ってくれたのでした。
小さな声の小さな変化でしたが、私にとっては大きな一歩でした。まずは、相手に自分の気持ちが伝えることができると、それは相手に伝わるものだということにも気付きました。この小さな変化が大きく変わっていくためにも、私は、自分の気持ちをもっと上手に伝えられるようにしていきたいと思います。
|