著・伊藤秀樹
愛知新城大谷大学 社会福祉学部 専任講師
社会福祉士
 社会福祉関係の法制度は常に追加・変更・修正が行われています。その余波を受けるのが社会福祉士を目指す受験者です。昨年10月からは障害者自立支援法が施行され,福祉全般にとっても大きな変革期にあり,法令に関した試験問題も増えると予想されます。
 今までは,社会福祉関係の法規の問題へ対処するには,膨大な量を学習しなければならず,受験者にとっては「捨て問題」という認識がありました。
 本書は,受験者の労力をできるだけ軽減し,社会福祉関係法規を一冊にまとめて,過去問題と関連付けして学習していただけるように編集しています。法文は回りくどい記述をしていて非常に読みにくいものですが,本書では読みやすく修正しています。ゆっくりと読んでいけば,特に難しいものではありません。本書で社会福祉関連の法規を理解していただくことにより,社会福祉士国家試験に合格できれば,望外の幸せです。

伊藤秀樹氏のプロフィール:1963 年生まれ。聖十字福祉専門学校社会福祉士科学科長の後, 現職。学内の社会福祉士国家試験対策委員長。他大学・団体から国試対策講師として招かれる, 過去問分析や傾向と対策に精通した国試対策スペシャリスト。( 財) 日本総合研究所「社会福祉士養成所通信課程」のスクーリング講師も務める。【著書】『福祉小六法』『保育福祉小六法』( 編集委員会メンバー)みらい,『社会福祉士国家試験に出る統計データ』『社会福祉士試験対策用語集』日総研出版,『社会福祉士合格指導講座国家試験ハンドブック』( 共著) ユーキャン,『社会福祉士国家試験解説集』( 共著) 中央法規出版など。

法令文を日常用語で掲載
 法令文はそのまま読むと非常に読みにくいものです。そこで,法令は法解釈が変わらないように注意した上で,試験対策用に分かりやすいように日常用語で編集しました。
 出題が予想される法令には太字で示しています。さらに「ここ出る!」のアイコンが法令の文末にあります。

今年は「憲法改正」「年金」「コンプライアンス」を忘れずに
 今年注目すべき点として「憲法改正」「年金」「コンプライアンス(法令遵守)」などが挙げられます。憲法や厚生年金,国民年金をよく勉強しておきましょう。コンプライアンスについては大手企業による介護事業での水増し請求などの不正行為が記憶に新しいところです。どのようなことが不正行為なのか,またその懲罰金の額など「介護保険法」「社会福祉法」その他の法令で確認しておきましょう。

出題確率の高い重要改正から覚える
 まず法文の全体を読んで,大まかに法の概要を把握します。次に出題予想の法令を読み,しっかり理解しましょう。
 その上で過去に出題された法令文を読み,どんな法令が出題されたか確認することで,出題傾向を理解することができます。過去に出題された法令文の周辺の法令が出題されやすいと考えてもよいと思います。重要と思われる法文については,過去に出題されたかにかかわらず収録していますので,必ず目を通すようにしましょう。

(名古屋・森 浩昭)

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最新刊9/5

B5判 296頁予定
予価3,400円(税込)




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