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認知症ケアシリーズ


vol.1 心の奥に気づくには?
[メッセージの読み取り]
(30分

認知症になっても、自分らしく輝いて生きる――自己実現を求める、かけがえのないひとりの人間であることに変わりはありません。ひとり一人が、何を望んでいるのか? 心の奥から発しているメッセージに「気づき」、「解釈」し、「ケア」を行うことが求められています。言葉によるコミュニケーションが難しくなる認知症の方では、「目を見て」「本人の声を傾聴して」、心の奥に気づくことが大切です。

[主な内容] ●入居者とスタッフの散歩の記録ビデオ ●ビデオを見て話し合うスタッフ・ミーティング ●CGで見るケアのプロセス ●「気づき」から、料理に加わることができた入居者 ●失語症の入居者の目を見て、意思を読み取る ●重度アルツハイマー病の入居者が声・目・手で伝える意思表示 ●「気づき」から、靴下の穴かがりを実践してみせる例 ●「植物が大好き」と気づく大切さ



vol.2 居場所探し
[帰宅願望](30分)

認知症のある人の突然の外出や歩き回りをなくすのは、難しいことです。ただ、それぞれの人をよく観察し、その人の立場になってみると、ひとり一人が一生懸命に自分が安心できる「居場所」を探していることがわかってきます。 (1)そうせずにはいられない理由や原因に「気づく」。 (2)起きた場合の対応を統一しておく。(3)それまでと同じ暮らしを組み立て、支援していく。こうした対策を、ケアスタッフが力を合わせて行っていくことが求められます。

[主な内容] ●入居者の夜間外出に、スタッフが付き添う記録ビデオ●ビデオを見て話し合うスタッフ・ミーティング ●外出した方と一緒に戻るスタッフ ●「帰宅願望」によりホームを歩き回る入居者 ●ホームの姿勢とスタッフの取り決め ●日々起こる帰宅願望に対応するケアの実例 ●生活歴と残っている力に応じた暮らしの組み立て、役割の発見 ●庭に野菜畑を作り、ホームが居場所になった実例



vol.3 おいしく食べるには?
[食のケア]
(30分)

おいしく食べることは、人間にとって生理的欲求であると同時に、自己実現の欲求でもあります。入居を拒んで拒食した方や、手づかみで食べる方へのケアを通して、いずれも身体的・心理的・状況的・環境的な要因による行動障害であった背景を明らかにしていきます。
さらに、好きなものを食べたいときに、食べたいだけ食べるケア、認知症が重度であっても声や目、手の動きで意思表示をしていること、食べたい意思を少しでも実現するための「メニュー作り」の様子を紹介します。

[主な内容] ●入居を拒み、拒食した方の記録ビデオ ●ビデオを見て話し合うスタッフ・ミーティング ●行動障害のひとつ――拒食が解消された実例 ●手づかみで食べる方へのケア ●好きなものを自由に食べられるケア ●重度の認知症のある人の声や目、手の動きによる意思表示。おいしく食べるケア ●入居者とスタッフがいっしょに取り組む「メニュー作り」



vol.4 気持ちのよい排泄とは?
[排泄のケア]
(30分)

ケアスタッフからホーム長に、庭先や室内で放尿する例、室内に大便を放置する例が報告されました。ホーム長は、ひとつ一つをケアの課題として受けとめ、解き明かしていきます。
排泄ケアで基本的に大切なのは、ひとり一人の排泄パターンを把握し、記録すること。よく観察して、その人が発しているメッセージに「気づき」、「解釈」し、「ケア」に結びつけていくことが大切です。その際、重要なことは、その人の自尊心を傷つけない、ソフトな誘導のケア技術であることを確認していきます。

[主な内容] ●放尿を見たスタッフのインタビューの記録ビデオ ●ビデオを見て話し合うスタッフ・ミーティング ●室内の放尿に関するスタッフの話し合い ●室内での放尿の報告に応えて、ケアの課題を解き明かすホーム長 ●大便放置の報告に応えて、ケアの課題を解き明かすホーム長 ●ひとり一人の排泄パターンを記録した排泄表 ●本人が発しているメッセージに「気づく」重要性 ●自尊心を傷つけない誘導の大切さ



vol.5 不安や怒りの裏づけ
[不穏・興奮・攻撃](30分)

突然、怒り出す方の例をもとに、認知症の興奮や怒りといった行動障害の実態を明らかにしていきます。
興奮状態にあった方が、別人のように落ち着いた状態を見せた後、再び興奮に襲われるまでの記録を見ると、3〜4分おきに夫に会わせてほしいと訴えていたことがわかりました。興奮や怒りの状態にある方に接する際、もっとも大切なことは、その方の言いたい気持ちをまるごと受け入れる「傾聴」と「共感」の姿勢です。興奮状態を鎮めるチームケアの効果を紹介します。

[主な内容] ●突然、怒り出す方の記録ビデオ ●ビデオを見て話し合うスタッフ・ミーティング ●不穏や興奮など、行動障害の位置づけ ●興奮を鎮める「傾聴」、「共感」の必要性と効果 ●最愛の夫が尋ねてきた際の幸せの表情 ●自慢のごますりを見せる喜びの表情 ●興奮状態の記録ビデオから怒りの一因として推理される、その場しのぎの対応 ●怒りを静める「チームケア」




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