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目次

1 血液の酸塩基平衡とその障害

 1.緩衝作用の基礎
   酸と塩基とpH
   ヘンダーソン-ハッセルバルヒの式
   緩衝液
   化学的緩衝作用のしくみ

 2.血液の化学的緩衝系
   血液の化学的緩衝系
   血液の化学的緩衝系とpH
   血液のpHを一定に保つしくみの基本的知識
   血液の化学的緩衝作用
   炭酸水素ナトリウムを摂取した場合の化学的緩衝系の動き
   酸が産生された場合の化学的緩衝系の動き

 3.生理的緩衝作用
   腎性代償のための腎尿細管での炭酸水素イオンの再吸収と水素イオンの分泌
   動脈血のpHが低くなった場合の生理的緩衝作用
   動脈血のpHが高くなった場合の生理的緩衝作用

 4.酸塩基平衡障害の概要
   酸塩基平衡障害の概要
   単純性酸塩基平衡障害と混合性酸塩基平衡障害
   酸塩基平衡の異常
   塩基過剰(BE)

 5.単純性酸塩基平衡障害
   呼吸性アルカローシス
   呼吸性アシドーシス
   代謝性アシドーシス
   代謝性アルカローシス
   アニオンギャップの概要
   代謝性アシドーシスとアニオンギャップ

 6.混合性酸塩基平衡障害
   混合性酸塩基平衡障害発見のための視点(1)
   混合性酸塩基平衡障害発見のための視点(2)
   混合性酸塩基平衡障害発見のための視点(3)
   混合性酸塩基平衡障害発見のための視点(4)
   血液ガスの読み方

2 腎臓の働き

 1.腎臓の働きの基礎
   腎臓の構造
   糸球体濾過量の決定因子
   糸球体血流量と糸球体濾過量
   糸球体濾過量の自動調節

 2.糸球体濾過量と腎血漿流量の測定
   腎臓の血流配分,糸球体濾過量,尿細管での水の再吸収量
   クリアランス
   有効腎血漿流量の測定原理
   パラアミノ馬尿酸(PAH)クリアランスの測定方法
   糸球体濾過量
   クレアチニンクリアランス(Ccr)の測定
   糸球体濾過量と血漿クレアチニン濃度

 3.排泄量
   排泄率
   グラムクレアチニン補正

 4.尿素の産生と排出
   尿素の産生と排出
   BUN(SUN)が高くなる原因と低くなる原因

 5.エリスロポエチンの分泌
   腎臓から分泌されるエリスロポエチンによる赤血球産生
   エリスロポエチンの分泌量が増える場合と減る場合

3 体液量の調節とその障害

 1.体液調節の基礎知識
   体液量調節に関する基礎知識(1)
   体液量調節に関する基礎知識(2)
   微小循環系

 2.浮腫
   浮腫の概要
   心不全による浮腫
   低タンパク血症による浮腫
   肝硬変による浮腫
   静脈還流とリンパ還流の障害による局所性浮腫
   毛細血管透過性亢進による局所性浮腫
   リンパ管系

 3.レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系とナトリウム利尿ペプチド
   腎小体と傍糸球体装置の構造
   レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系
   心筋から分泌されるナトリウム利尿ペプチドによる循環調節(1)
   心筋から分泌されるナトリウム利尿ペプチドによる循環調節(2)

 4.尿の濃縮と希釈
   腎髄質の浸透圧勾配形成のしくみ
   抗利尿ホルモン分泌の調節
   抗利尿ホルモン分泌増加時の体液調節
   抗利尿ホルモン分泌減少時の体液調節
   抗利尿ホルモンの作用機序
   浸透圧クリアランス,自由水クリアランス,自由水再吸収量,尿の希釈と濃縮

 5.尿量
   乏尿と多尿
   1日の水バランスから飲水量と尿量を考える
   ADH不適合分泌症候群(SIADH)
   多尿の原因と症状

4 体液イオン組成の変動

 1.腎尿細管のイオン輸送と利尿作用
   細胞膜を横切ってイオンを移動させるしくみ
   近位曲尿細管でのNa+とHCO−の再吸収と炭酸脱水酵素阻害薬による利尿作用
   遠位直尿細管(ヘンレ係蹄太い上行脚)でのイオン輸送のしくみ
   ループ利尿薬の作用とBartter症候群の病態
   遠位曲尿細管でのイオン輸送のしくみ
   チアジド系利尿薬の作用とGitelman症候群の病態

 2.腎尿細管のイオン輸送の障害
   接合尿細管と集合管でのNa+の再吸収およびK+とH+の分泌
   Bartter症候群,Gitelman症候群,Liddle症候群,原発性アルドステロン症,ループ利尿薬,
    チアジド系利尿薬によって,低K血症で代謝性アルカローシスになるしくみ
   K保持性利尿薬や偽性(仮性)低アルドステロン症によって
    高K血症で代謝性アシドーシスになるしくみ

 3.低Na血症と高Na血症
   体液におけるNa+とK+の分布とその意義(1)
   体液におけるNa+とK+の分布とその意義(2)
   低Na血症の原因
   高Na血症の病態
   高Na血症の原因
   水欠乏による高Na血症を補正するために必要な水の量

 4.低K血症と高K血症
   標準的な食事の際の尿細管でのK+の再吸収と分泌
   尿細管性アシドーシスによる低K血症
   Kバランス
   低K血症と代謝性アルカローシス
   腎性の高K血症
   腎外性の低K血症
   腎外性の高K血症

 5.血液Ca濃度の調節
   ビタミンDの活性化
   Ca代謝理解のための基礎知識
   血液Ca濃度の生理的調節
   血清Ca濃度に及ぼすアルブミン濃度低下とpHの影響

 6.低Ca血症と高Ca血症
   慢性低Ca血症の原因―PTHの作用が低下する場合
   慢性低Ca血症の原因―活性型ビタミンDの作用が低下する場合
   高Ca血症の原因―血清PTH濃度が低くなる場合
   高Ca血症の原因―血清PTH濃度が高くなる場合

5 尿と排尿の異常

 1.ビリルビンとウロビリノゲン
   ビリルビンとウロビリノゲンの産生と代謝
   尿中のウロビリノゲンが増える原因
   尿中のビリルビンとウロビリノゲン

 2.腎性の糖尿とアミノ酸尿
   腎性糖尿
   アミノ酸輸送系
   腎性アミノ酸尿の病態

 3.排尿
   蓄尿性反射
   排尿反射と随意的排尿

6 腎疾患

 1.急性腎障害
   急性腎障害の原因と病態
   腎前性急性腎障害の原因
   腎血流量調節機構とACE阻害薬,AT受容体拮抗薬,非ステロイド性抗炎症薬の作用
   糸球体障害による腎内因性急性腎障害
   尿細管の障害による腎内因性急性腎障害の原因
   尿細管間質性腎炎による腎内因性腎障害の原因
   薬剤によって腎障害になりやすい理由

 2.慢性腎臓病
   ネフローゼ症候群の病態
   ネフローゼ症候群を起こす主な疾患
   慢性腎臓病の重症度分類に用いる糸球体濾過量
   アルブミン尿とタンパク尿,およびGFRによるCKDの重症度分類
   慢性腎不全から末期腎不全までの病態
   糸球体からボウマン腔に漏れ出たアルブミンの動態

7 血液浄化療法

 1.血液透析の基礎
   拡散と浸透
   浸透圧と限外濾過
   半透膜平衡における圧力による濃度差
   ファント・ホッフの式とドナンの膜平衡

 2.血液浄化療法
   腎機能の低下と血液透析
   血液透析システム
   血液浄化療法の種類
   プッシュプルHDF装置の原理

 3.ダイアライザの性能評価
   ダイアライザの膜間圧力差,限外濾過率,濾過係数,ふるい係数
   除水がない場合のダイアライザのクリアランスと除去率を求める
   除水がある場合のダイアライザのクリアランスと除去率を求める
   クリアランス,除去率,ダイアリザンスの公式を導き出す

 4.血液透析患者に対する浄化効率の評価
   血液透析患者の非透析時と透析時の尿素の動態
   血液透析患者の体液量の増減とドライウエイトの設定(1)
   血液透析患者の体液量の増減とドライウエイトの設定(2)
   尿素の浄化効率を表す標準化透析量(Kt/V)
   尿素の浄化効率を表す時間平均BUN,尿素産生速度,タンパク異化率
   タンパク摂取量とリン摂取量

 ロサンゼルスでの排尿障害体験記
   排尿障害体験記(1)
   排尿障害体験記(2)
   排尿障害体験記(3)
   排尿障害体験記(4)
   排尿障害体験記(5)
   排尿障害体験記(6)
   排尿障害体験記(7)

 高級ブランド石けんアレルギーによる外陰部障害体験記
   外陰部障害体験記(1)
   外陰部障害体験記(2)
   外陰部障害体験記(3)

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