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第1節 エンドオブライフケアで大切なこと

 ●「生きていてよかった」の重み
 ●タイミングをのがさないこと
   【事例1】みそラーメンが大好き
   【事例2】「来週の日曜日に娘が結婚するんです」
 ●タブーをつくらないこと
   【事例3】「お寿司を食べてもらえませんか」
   【事例4】新卒ナースの口腔ケア
   【事例5】「愛犬と一緒に過ごしたい」
   【事例6】「息子に会わせてくれ」
 ●患者の歩んできた人生と向き合うこと
   【事例7】写真をどこに飾るか
   【事例8】ビール持参の往診
 ●医療者と患者の力関係を逆転させてみること
   【事例9】患者さんは和菓子屋さんだったらしい
   【事例10】患者さんは手品師!
 ●倫理的ジレンマから目をそらさないこと
 ●死がさし迫った患者の望みを知ること
 ●スピリチュアルペインに向き合うこと


第2節 チームをつくる(1) チーム医療とは

 ●「グループ」と「チーム」の違い
 ●「患者中心の医療」とは
 ●チームの中心に据えるべきものは何か?
   【事例11】解決すべき問題の変化
 ●チームとしての地域包括ケア
 ●チーム医療に必要とされる要素


第3節 チームをつくる(2) 理想と現実とのずれに向き合う

 理想と現実とのずれ
 ●チームで共有すべきこととは?
 ●終末期のずれはそのままにするべきか?


第4節 チームをつくる(3) 目標を設定する

 ●「エキスパート」と「プロフェッショナル」の違い
 ●メンバーが共有すべき唯一のものさし
   【事例12】抗がん剤Xを勧めるかどうかの基準
 ●相手の立場に立つということ―共感と想像―
 ●落としどころを見つけよう
   【事例13】かたくなに手術を拒む
   【事例14】「食べたくないの。痛み止めもいらない」
 ●インフォームド・コンセントで尊重されるのは誰の意見か?
   【事例15】「大腸カメラはやりません」


第5節 チームをつくる(4) 現実を共有する

 ●多職種参加型のカンファレンス
 ●過剰な権威勾配を生まないための工夫
 ●倫理的ジレンマを解決するカンファレンス―臨床倫理四分割法―
 ●臨床倫理四分割法の利点
 ●臨床倫理四分割法の実際
   【事例16】抗がん剤治療を拒否する患者
   【事例17】持続鎮静を希望し,鎮静後の清潔ケアを拒否する患者


第6節 チームをつくる(5) 燃え尽きないチームづくり

 ●医療・介護者の喪失感とデスカンファレンスの意義
 ●癒しの場としてのデスカンファレンス
 ●デスカンファレンスの概要
 ●カンファレンスの準備
 ●カンファレンスの実際
 ●デスカンファレンスを続けていくための5つのポイント
 ●デスカンファレンスが医師に及ぼす影響


第7節 双方向のグリーフケア

 ●予期悲嘆に対するケア
 ●ディグニティ・セラピー
   【事例18】大切な人に伝えたいこと
 ●看取りの場で守っていること
   【事例19】心肺停止から1時間後の判断
 ●看取り後のケア
 ●死亡退院後のグリーフケア
 ●病的悲嘆への対応


第8節 信念対立を解消する

 ●信念対立とは?
 ●信念対立を解明する
 ●信念対立の解決とチームアプローチ


第9節 終末期のコミュニケーションスキル

 ●第一印象がその後を決める
 ●まずは受容の態度で
 ●真意をさぐる
 ●円滑なコミュニケーションのために―ラポールをかける―
 ●困ったときの対処法
 ●メッセージを伝える


第10節 緩和ケアチームの動き方

 ●緩和ケアチームのメンバー
 ●定例会議とチームラウンド
 ●基本的スタンス
 ●役に立つチームであるために
 ●院内のゆるやかで確実なパラダイムシフト


第11節 終末期におけるシフトチェンジと地域連携

 ●「治す」から「支える」へ
 ●「支える」から「見送る」へ
 ●病棟スタッフと在宅スタッフの思い
 ●終の棲家


コラム

 自分らしい生き方や死に方を選択できるように[第4節]
 赤ちゃんに対する親のペーシング[第9節]
 献体登録者が医学生に託した心の歌―篤志献体と解剖実習への思い―[第11節]


ケア実践Q&A

第1節

院外に同行するなどのケアは業務でしょうか?
 院外でのリスクマネジメントはどのようにされているのでしょうか?
 プライベートとの線引きがとても難しく感じます。

敷地内禁煙の施設に勤務しています。
 患者が喫煙を希望される場合は,敷地外まで付き添うしかないのでしょうか?

第2節
医師の意見は絶対で,カンファレンスでは一切意見を差し挟めない
 風潮があります。権威勾配を軽減するために,医師に対して
 行っている働きかけなど工夫があれば教えてください。
第3節
本当のことを伝える必要があるのでしょうか?
 最期まで希望を持ってもらうのも大切なケアではないでしょうか?
第4節
家族が本人に対する告知に反対している場合は,どのように対応していますか?

患者と家族の要望が違う場合は,どのように対応していますか?

DNARの説明の際に「心臓マッサージや人工呼吸はしなくても,
 せめて強心剤や昇圧剤などの薬くらいは使ってほしい」と
 言われることが多いのですが,どのように説明していますか?

第5節

四分割シートは誰がどのように記載していますか?

情報があまり集まっていない場合は討議する意義はないのでしょうか?

誰もが言いたいことを言えて,職種間の同意が得られるような
 カンファレンスになるのに,どのくらいかかりますか?

第6節

デスカンファレンスを行っていますが,身内が亡くなってまだ
 日が浅いスタッフがいて,発言の途中で泣き出してしまったことがあります。
 それでもカンファレンスには必ず全員を参加させるべきなのでしょうか?

私の病院では,看護師長が患者を選んでカンファレンスを行っていますが,
 議論がうまくいきません。同じような結論になることも多く,
 次につながる学びが引き出せずに困っています。

スタッフが一通り発言すると,それ以上の意見が出ず,
 いつも尻切れトンボのような終わり方になってしまいます。
 何か良い工夫があれば教えてください。

第7節
救急現場など限られた時間で行う看取りの場面で,
 家族への対応などを含めたチームでのかかわり方で悩んでいます。

弔問の際には,香典などを持参していますか?

お悔やみ状を出す場合は,ごく形式的な方がよいのでしょうか?

看取りの時にモニターをつけるよう家族に要請された場合は
 どのように対応していますか?

死亡の確認は家族の到着を待って行っていますか?

第8節
確かに,信念対立は日常茶飯事に起きていると思います。しかし,医師と
 話し合おうとしても,「余計な口出しするな」「話し合う必要はない」などと
 言われて,取りつく島もないまま話し合いが終わってしまいます。
 何かよい工夫があったら教えてください。
第9節
コミュニケーション研修で, 「オウム返し」は共感や傾聴には障害になる,
 と学んだことがありますが,気をつけなければならないことがあれば
 教えてください。
第10節

症状が強い場合など,次のラウンドまで待てないときは
 どのように介入していますか?

疼痛のコントロールと疼痛評価についてのポイントがあれば教えてください。

第11節
患者がいわゆるギアチェンジができないとき,
 何か工夫していることはありますか?

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