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商品番号 601934 2022年9月1日 刊行
BSケア 特殊な型 改訂版

BSケア 特殊な型 改訂版

助産師/看護師 対象

B5判 2色刷 136頁+DVD(約13分)
定価 5,000円(本体 4,546円+税)
ISBN 978-4-7760-1934-3


5年ぶりの改訂!
新たな知見を追加!BSケア®の手技を
実践で使うための必読書完成!

本書の特色

基本の指の型・困難事例に対応する
指の動かし方収録 DVD付き指南書
テキストと映像で 知識と技を見える化!
症状に合わせた 特殊な型を用いた手技・支援を!

こんなことが学べます!

乳腺炎の支援とBSケア

授乳期間中に遭遇する困難事例対応

しこり、うっ滞、うっ積への対応

乳首の亀裂・損傷により授乳痛がある場合

生理的充満・病的緊満、分泌不足、分泌過多の場合など

著者

寺田恵子
 NPO法人BSケア 理事長
 母乳育児なんでも相談室・めぐみ助産院 院長
 BSケア提唱者・開発者

浅野美智留
 助産師/BSケア開発者
 NPO法人BSケア 監事
 聖マリア学院大学 看護学部・大学院
 子育て応援ステーションぽっぽ 開設者

寺田恵子:神奈川県立看護専門学校助産学科卒業後,総合病院に勤務。その後,神奈川県立看護教育大学校母性看護課程修了。佐賀大学大学院医学系研究科修士課程看護学専攻卒業。鎌倉の個人クリニックにて母親がお産の方法を選ぶ環境を実践。福岡県のクリニック母乳外来を担当した後,1997年に柳川市にめぐみ助産院を開設。1999年から2009年まで柳川市の産婦人科でオープンシステムにて助産に携わる。2002年BSケアプロジェクトの立ち上げ・開発。2003年BSケアの講演・普及活動開始。2005年いのちの授業開始。2021年柳川市産後ケア担当。

浅野美智留:九州大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻卒業,慶応義塾大学法学部乙類卒業,九州大学大学院医学系学府医療経営・管理学専攻修了。九州大学医学部附属病院に勤務。その後,青年海外協力隊助産師隊員としてアフリカセネガルで活動。その後,東京都,福岡県内の産婦人科クリニックに勤務。九州看護福祉大学,福岡県立大学,福岡水巻看護助産学校で教員を経験。水巻助産院ひだまりの家を開設,子育て応援ステーションぽっぽ開設の後,現職。2002年BSケアプロジェクトの立ち上げ・開発。2003年BSケアの講演・普及活動を開始。

主な内容

第1章 赤ちゃんの癒しの吸啜(寺田恵子)

 1.母乳を飲むことを嫌がるように見える赤ちゃんからの推論

 2.赤ちゃんの癒しの吸啜とは

  ・赤ちゃんはお母さんの身体を癒す

 3.赤ちゃんの癒しの吸啜に倣う技の世界

  ・基本の型の復習

  ・BSケアの技(アート)の世界へのいざない

 4.BSケアの特殊な型

  ・特殊な型① 乳汁遮断型―赤ちゃんが乳首を噛むという状態

  ・特殊な型② はさみ込み型―赤ちゃんが乳頭をつぶして飲んでいる状態

  ・特殊な型③ ねじり型―赤ちゃんが乳首をくわえたまま顔を横に動かし,
乳首を横に引っ張る状態

  ・特殊な型④ しごき型―乳首を後ろに引っ張る状態

  ・特殊な型を用いた場合の排乳時の手のリズム

  ・乳栓除去後の注意点

 5.BSケア基本の型と特殊な型の流れ

第2章 赤ちゃんが母乳を飲み取ることを目的とした特殊な型を用いた支援 (寺田恵子)

 1.特殊な型の適応

 2.乳管の完全・不完全閉塞への支援

  ・乳管の完全・不完全閉塞によるしこり(硬結)

  ・乳頭上の白斑が原因での乳管の完全・不完全閉塞

 3.乳腺炎への支援

  ・乳腺炎とは

  ・乳腺炎時のBSケア

  ・乳腺炎時のBSケアの流れ

  ・まとめ 産後の乳房の変化と乳腺炎,およびBSケアの対応

  ・BSケアでの対応が難しい乳腺炎に遭遇した場合


第3章 授乳期間中に遭遇する現象とBSケア―実践編
(お母さんに起こる現象を通して展開)(寺田恵子)

 1.乳房の病的な緊満・乳管閉塞による硬結・分泌過多(母乳分泌増加過程・バランス調整過程)

  ・事例1 産後3~4日目(乳汁生成Ⅱ期に移行したばかり)のお母さんが,乳房の病的な緊満状態に悩んでいる。

 2.母乳分泌不足感と母乳分泌不足(母乳分泌量バランス調整過程)

  ・事例2 産後4日目の初産婦。おっぱいが張らない,赤ちゃんの体重の増えが緩徐であることから母乳は足りない,出ていないと感じている。

 3.乳頭亀裂・損傷・授乳時の乳頭痛(乳頭の現象)

  ・コラム 母乳育児を継続できるか否かの分かれ目に求められる支援

  ・事例3 産後5日目の初産婦。頻回授乳で頑張っており,母乳分泌量は増加してきたのでたくさん飲ませたいが,乳首の亀裂があり,痛くて飲ませることができないと感じている。

 4.赤ちゃんにうまく飲ませることができないお母さんへの支援(吸着適応過程)

  ・事例4 産後10日目の初産婦。乳首が短めで赤ちゃんが吸えない(扁平乳頭・短乳頭と言われた)。産後2日目までは吸えていたが,産後3~4日目から吸えなくなった。その頃から乳頭のデバイスを使用して母乳を与えている。

 5.母乳を与えることを終えた後(卒乳・断乳後)の硬結

  ・授乳を終えたお母さんへのBSケア

  ・授乳を止めてからの3日間の過ごし方

  ・事例5 産後10カ月の初産婦。頻回に飲んでいた赤ちゃんが自分から急におっぱいを嫌がるようになり,結局そのまま断乳となり3日経過した。お母さんは「私はもっと与えたかったのに,悲しくて寂しくて,おっぱいは痛くて」と言う。

  ・事例6 断乳後3日目に,過度の緊満があってケアを受けたお母さん。その後3日経過し,全体の張りはかなり治まってきたが,部分的な硬結が気になる。

 6.母乳を与えることができない,与えない場合の支援

  ・赤ちゃんには母乳を与えないことを選択されたお母さんの場合

  ・予期せぬ事態で赤ちゃんが突然亡くなってしまった場合


第4章 BSケア実践における現象のとらえ方 (浅野美智留)

 1.ケアをする専門職にとっての身体と現象

  ・BSケアの「ケア」は「ケアリング」

  ・身体が起こす現象

  ・心理社会的側面が起こす乳房の現象

  ・ホリスティックな現象と乳房の現象(精神神経免疫学)

 2.適応する力の現れが乳房の現象(乳房の声)

  ・疾病ではなく現象

  ・適応過程の現象

  ・現象に向き合う

 3.適応に向かう乳房の現象名

  ・現象名を使用する理由

  ・現象名のラベリングの過程とは

  ・事例ではなく腺ごとの現象を用手的にケアする

  ・現象名やその他の表現の選択

 4.実践論の背景にある事実(ケアの体系化)

 5.BSケアですべての現象に対応―看る力を養う


索引

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