教科書では学べない、
主体的に学べる指導方法が分かる
学生・新人が
よくつまずく問題の解決策を、
さまざまな事例を基に徹底解説!
看護教員や実習指導者は、「日頃の授業や実習指導の方向性が正しいのだろうか?」、「学生や新人のアセスメント力を向上させるにはどうしたら良いか?」、「記録委員として勉強会を企画しているが教え方に自信がない」など、看護過程を教えることに対して多くの悩みや疑問を感じています。
本セミナーでは、指導者がどのようなアクションを起こせば主体的に学習するかを講師と一緒に考えて解決しましょう。また、講師の経験を交えて学生、新人・若手ナースが陥りやすいミスや、根拠がある指導していく上でのポイントを押さえます。
プログラム
1.看護過程とは
2.看護過程を理解・活用するために
必要な基礎スキル
3.看護過程の展開
4.学生、新人・若手ナースが
陥りやすい問題
5.学生、新人・若手ナースが
主体的に看護過程を学ぶための
教員・実習指導者のかかわり方
6.まとめ・質疑応答
1.看護過程とは
1)看護過程を学ぶ意味
2)問題解決型アプローチ (問題解決過程)と
看護過程の関連性
3)看護過程に必要な専門技能
2.看護過程を理解・活用するために
必要な基礎スキル
1)看護的視点
2)データと情報
3)看護過程と看護記録
4)看護診断ラベル(NANDA-Iを中心に)
3.看護過程の展開
1)アセスメントの枠組み
●看護理論に基づくアセスメントシート
2)アセスメント
●アセスメントの種類、
情報収集・情報の妥当化、
情報の解釈・分析
3)看護問題の明確化
●統合、関連図の描き方、看護診断過程
4)計画その1
●優先度と問題リスト、成果と指標、NOC
5)計画その2
●介入計画、標準看護計画とクリティカルパス
6)実施と評価
4.学生、新人・若手ナースが
陥りやすい問題
1)アセスメント段階での問題
●例:情報の妥当化が不十分で診断に至る根拠に乏しい
2)看護問題の明確化段階での問題
●例:ステレオタイプ・短絡的な思考
●例:CVC挿入している→感染リスク状態
3)成果と指標段階での問題
●例:具体性がなく、測定不可能な目標の設定
4)介入計画段階での問題
●例:関連因子の解決策を入れていない
5)実施段階での問題
●例:計画しただけで実施が伴っていない
6)評価段階での問題
●例:「できた」「できなかった」で終わっている
5.学生、新人・若手ナースが
主体的に看護過程を学ぶための
教員・実習指導者のかかわり方
6.まとめ・質疑応答