1.危機的状況にある家族の心理状態の理解と
看護計画へのつなげ方
1)多重ストレスを抱える家族の心理状態
2)【事例で理解】危機的状況にある家族の看護計画
心肺停止で搬送された患者の妻がパニックな様子
積極的な治療は行わない方向にある。
「心臓が動いているのに死ぬんですか!?」
「この人が死んだら私はどうしたらいいの?」
2.家族の状況にあわせた
具体的な対応&コミュニケーション
1)家族の抱える不安・怒り・自責感・悲嘆
2)「いつになったらこの悲しみは無くなりますか?」
という問いに専門職としてどう答える?
3)「食べられない・眠れない・依存症」 家族の悲嘆を支える支援
4)重症患者の家族が看護師に望むケア/望まないケア
5)【事例で理解】看護師だからできる! 家族に寄り添うケア
①急性呼吸不全の父親の治療方針について
「挿管は望まない、
助からないなら苦しまないようにして欲しい。」
と返答した長男
②心不全の急性憎悪で終末期の母親の呼吸困難感を
改善させるモルヒネの投与に抵抗する娘
③患者自身に自己決定能力はあるが、真実を本人に
伝えないで欲しいとかたくなな家族
3.急性期だから難しい?意思決定支援
1)意思決定プロセスと倫理
2)意思決定におけるDNARの位置づけ
3)【事例で理解】正しく理解されている? DNARの誤解
急変時DNAR指示が診療録に記載されている
患者への挿管・鎮静剤投与・心臓マッサージ
4)思いを引き出す「家族カンファレンス」
5)代理意思決定後の家族の支援
4.まとめ・質疑応答 |