商品番号 東京 14903-6

看護職として傷病者を悪化させない!
救急車が到着するまでに、
ナースができる/すべきこと!

ファーストエイド 実地型習得研修

「JPTECファストレスポンダーコース」 修了証を発行

指導講師
講師写真

境野高資

救急科/小児科 医師(フリーランス)

東京医薬看護専門学校 救急救命士科・看護学科 非常勤講師

国士舘大学大学院 救急システム研究科 非常勤講師

国士舘大学 体育学部 スポーツ医科学科 非常勤講師

 2000年聖マリアンナ医科大学卒業。同大学病院救命救急・熱傷センターや国立成育医療研究センターなどで主にER診療・小児救急・総合診療に従事。新潟県中越地震医療救護班(2004年)やイラン難民キャンプ国際医療支援(2007年)などに参加。2013年客船の船医として世界一周の航海に出る。救急科専門医・小児科指導医・麻酔科標榜医・産業医・船医。

体験実技インストラクターが手技を個別指導

安齋勝人

埼玉医科大学総合医療センター ER 救急救命士

坂田章法

入間東部地区事務組合消防本部 救急救命士

藤田京子

東京女子医科大学足立医療センター 助産師


 看護師免許を持つ全ての人を対象に、ファーストエイドの体験型研修です。総務省消防庁のデータでは119番通報から救急車が現着するまでの全国平均は10分を超えている(令和5年)。医療資材や薬剤などが何もない通勤途中や休暇中に、もし外傷や急病の傷病者と遭遇してしまったら…。救急車が来るまでの約10分間で看護師として傷病者を悪化させず安楽を提供するため何ができるのか? 段ボール、コンビニの袋、紙コップなどの身の回りの物を使用したファーストエイドを少人数グループでの体験型研修にて習得してもらいます。


プログラム

※本研修ではCPRやAED使用などBLSの内容は扱いません。

1.ファーストエイド(FA)総論

2.状況評価

3.傷病者評価

4.緊急処置

5.短時間で行う効果的な情報収集

6.アナフィラキシーに対するFA

7.窒息に対するFA

8.けいれん重積に対するブコラム®、低血糖発作に対するバクスミー®の投与法と投与時の注意

9.様々な創傷処置

10.FA実施者の心的外傷後ストレス障害(PTSD)の予防

11.質疑応答

1.ファーストエイド(FA)総論

  ファーストレスポンダーとは、FAの法的責任、一般市民が行うFAとナースが行うFA、JPTECファーストレスポンダーコースとは

2.状況評価

  安全確保と二次被害防止、ビニール袋等を用いた感染防御、傷病者数と時刻・状況の確認、119番通報と110番通報

3.傷病者評価

  自己紹介と救護の承認、気道開通と呼吸の評価、循環の評価、意識・反応の評価、外表の確認、四肢の動きと感覚の確認、バイタルサインの測定と評価

4.緊急処置

  頭部保持と頸椎保護、止血法(直接圧迫止血、止血点圧迫止血、緊縛止血、ターニケットを用いた止血)、気道確保(頭部後屈あご先挙上法、修正下顎挙上法、下顎引き上げ法)、穿通性異物の固定(眼球・四肢)、フレイルチェストに対する固定法、開放性気胸に対する三辺テーピング法、脱出腸管の保護、切断指の対応、歯芽脱臼に対する対応、四肢整復と身の回りの物を用いた固定法、体温管理

5.短時間で行う効果的な情報収集

6.アナフィラキシーに対するFA

  アナフィラキシーガイドライン2022、アナフィラキシーを見極める、エピペン®の使用法、エピペン®使用後の体位管理

7.窒息に対するFA

  軽度の窒息と重度の窒息、成人に対する窒息解除法(背部叩打法、腹部突き上げ法、胸部突き上げ法)、小児に対する窒息解除法(背部叩打法、腹部突き上げ法)、乳児に対する窒息の解除法(背部叩打・胸部突き上げ法)、窒息が解除できないときの対応

8.けいれん重積に対するブコラム®、低血糖発作に対するバクスミー®の投与法と投与時の注意

9.様々な創傷処置

  キズ口ややけどに対するFA(洗浄・湿潤療法・冷却と保温)

  クラゲ刺傷(AHAガイドラインが国内で適応できない理由)

10.FA実施者の心的外傷後ストレス障害(PTSD)の予防

11.質疑応答

◎開講日程

東京地区 2025年3月23日(日)10:00~17:00
会場:日総研 研修室

◎受講料 (1名につき・税込)
一般 20,000円 会員 17,000円 定員24名
修了証の発行は無料です。修了証は当日発行します。 ※会員は日総研会員制・専門雑誌の年間購読者です。 ※昼食代は含まれません。昼食は各自でご用意ください。

◎お支払方法
・お送りする振込用紙でコンビニまたは郵便局でお手続きください。 ・当日、会場でもお支払いいただけます(現金のみ)。

◎申込締切:開催日当日まで ※お申込みは、Web・電話どちらからでも可能です。
開催4日前からは、お電話でのみ承ります。
お電話での受付: 0120-054977(平日9時~17時、土曜9時~12時)
※最少催行人数11人。これに達しないときは開催を中止する場合がございます。

※受講時の禁止事項(録音、録画)、お申し込み前の注意事項(受講要領)はこちら


☆参加申し込みに関する内容確認・変更・追加・お支払い状況などのお問い合わせ、また、キャンセルのご連絡につきましては、 お客様センターフリーダイヤル 0120-057671 におかけください。(平日9時~18時、土曜9時~12時)

★このセミナーの受講対象やプログラム内容に関するお問い合わせはメールにて受け付けています。 tokyo@nissoken.com お電話の場合は、 (03)5281-3721 におかけください。(平日9時15分~17時30分)

※返信はパソコンから行います。携帯電話・スマートフォンでメールを受信される場合は、受信拒否になる可能性がありますので、必ずドメイン指定許可を設定ください。
詳しくはこちら