1.CPAやショックにより起こる
その後のからだへの影響とは
1)そもそも心肺停止やショックのメカニズム・病態とは?
2)CPAによって起こる
「脳損傷」「心筋障害」「虚血・再灌流障害」
3)早期ROSC(心拍再開)を勝ち取るCPR
2.基礎からやさしく学ぶ、TTM(体温管理療法)
1)体温管理療法の適応
2)体温管理療法の効果〜身体保護のメカニズム〜
3)治療中の各時期における合併症の理解と患者ケア
4)治療中のモニタリング
3.ROSC(心拍再開)後の患者管理のポイント
1)循環管理―心拍再開後に行われる循環管理・治療の理解、
不整脈への薬剤投与
2)呼吸管理―適切な呼吸管理のポイント「酸素濃度」と「過換気」
3)栄養・代謝管理―回復を見据えた栄養・代謝管理の実際
4.事例から考えて学ぶ
「ROSC後の回復に向けた援助」
公衆浴場でCPAとなった50代の男性患者さん。
その場でCPR、AEDが行われ救急搬送。
JCSV-300、呼吸と循環が不安定で気管挿管後に
緊急カテが行われ、その後ICU入室し、
循環動態は安定したが意識が回復しない。
これから体温管理療法が行われようとしている。
体温管理療法を行う上で起こり得る様々な
合併症に対してどのように対処すべきか、
対処方法や合併症予防について考えてみましょう。
5.ケアの実践力向上!
「疑問解決&こんな時どうする?」
1)喘息で心肺停止?どのような対応が必要?
2)アナフィラキシーショック?
どのような薬剤を使用しどう対応する?
3)特に重要な呼吸と循環の最適化ってどのように評価する?
4)侵襲後の血糖コントロールの注意点とその実際
5)医療機械の異常?どのように判断しどのように対処する?
6)特に重要な合併症を見逃さない観察のポイント
7)低酸素もいけないけど高酸素も危険?
8)低体温療法でよく起こるシバリング・電解質・
感染管理のポイント
9)突然のけいれん発作、わたしたち看護師が行うべき緊急処置
10)これからの看護師に求められる一歩先行く思考と看護ケア |