1.フィジカルアセスメント
姿勢と動きの評価(問診、視診、触診、自動運動)
骨盤前傾位姿勢からのニュートラルポジションの
重要性
2.マイナートラブルかどうかの判断、見分け方
(自動運動、徒手検査法)
3.【骨盤健診】の導入のタイミングや方法について
4.評価の説明を実際に体感させながら
日常生活に落とし込む指導について
(骨盤底筋群へのアプローチやドローインなど)
5.症状に合わせた手技(手あて)の基本や
鍼灸治療の情報について
6.日常生活での身体の使い方(授乳、抱っこ、
おむつ替え、起居動作、歩行、寝方など)の
指導について
7.症状別の注意するポイントの説明や対処法
@腰痛…坐骨神経痛、足の痺れに注意!
●妊婦に多くみられる姿勢や身体の使い方の特徴から引き起こす
梨状筋症候群(坐骨神経痛)について
●産後の抱っこ時(抱き上げ、だき下ろし)での身体の使い方や
授乳時などの長時間の同一姿勢からおきやすい筋・筋膜性の
腰痛について
A頚肩痛…手の痺れや寝起きの寝違えに注意!
●産後の授乳やデスクワーク姿勢によっておきやすい
胸郭出口症候群について(斜角筋症候群、過外転症候群)
●抱っこ、授乳時におこる頚肩こりと寝違え(頚肩痛)の
違いについて
B腱鞘炎…ド・ケルバン病に注意!
●妊娠中の起居動作からド・ケルバン病ははじまっている!?
●腱鞘炎を引き起こしやすい骨盤前傾位姿勢や抱っこ、授乳、
沐浴時の特徴的な身体の使い方について
C恥骨痛…恥骨結合炎と恥骨離開の違いに注意!
●妊娠中から恥骨痛が起きやすく産後に悪化しやすくなる
妊娠期の特徴的な姿勢と身体の使い方
●産褥期で恥骨の激痛で動けない場合の恥骨離開の見分け方や
対処法について(骨盤健診)
D尿もれ…自律神経性の尿もれや臓器脱を伴う尿もれに注意!
●産後にビー玉が転がる感覚のある尿もれと起居動作時や
くしゃみ(腹圧時)でおこる尿もれの対処法の違い
●妊娠中や産褥期に目立つ尿もれは無かったが産後1ヶ月以降から
頻繁に尿もれがおこることに潜むものとは!?
●ひめポールで骨盤底筋群への位置を確認でき体感、
感覚の出入力を意識できる指導法について
8.日常生活動作をイメージし
身体の連動性を意識した"骨盤体操"
●ドローイン(腹式呼吸)や骨盤底筋群への意識、
インナーユニットを引き込み、骨盤と脊柱を前後左右に
動きを出しながら行う全身体操など
※授乳や抱っこ、おむつ替え、抱き上げ・抱き下ろし時などに使う
身体の使い方をイメージしながら行う体操になります。
※日常生活の中での身体の使い方を意識することで
体幹筋を使いやすくする、抱っこしながらできる、
授乳しながらできる何かをしながらでき、
体幹部を意識し効率よく行う、
"ながら体操の指導法"をお伝えします!
※当日は実際に身体を動かし体感していただく時間を設けています。
動きやすい服装でお越しください。
※看護師・助産師を対象にプログラムを構成しています。
これら以外の職種の方は事前にお問い合わせください。 |