豊富な具体歴で患者や家族の状況をイメージするスキルが高まる!
家族ケアの理論を学び実践に活かせる!
在院日数短縮により患者が十分に回復する前に退院するケースが増え、退院後の生活に不安を抱く患者・家族が多くなっています。特に退院調整を必要とする場合は、退院後も様々な課題を抱えて生活する患者がほとんどのため家族の不安は大きく、病気や障害により変化した生活に適応するための支援が欠かせません。本セミナーでは、実際の事例をもとにスムーズな退院調整に必要な家族のサポートや意思決定支援について学び、家族ケアのスキルを高めます。
プログラム
1.家族ケアの基本
2.家族ケアの基盤となる理論・モデル
3.退院支援における家族ケアの実際
4.困難場面から学ぶ退院支援の実際
5.事例検討退院支援の事例から学ぶ効果的な関わりかた
1.家族ケアの基本
1)家族・家族看護とは
2)ジェノグラム・エコマップ
3)家族との関わりのコツ
2.家族ケアの基盤となる理論・モデル
1)家族発達理論
2)家族システム理論
3)家族危機理論
3.退院支援における家族ケアの実際
1)情報収集・アセスメントし家族を俯瞰的にとらえる
2)家族全体へ働きかける(意思決定のプロセスモデル)
3)地域の保健医療福祉関係者との連携・調整
4.困難場面から学ぶ退院支援の実際
1)家族間で意向の相違がある転院調整
2)家族の協力が得られない在宅調整
5.事例検討退院支援の事例から学ぶ効果的な関わりかた