「パワハラですよ」と言われない注意・指導のポイント
プログラム
1.モンスター職員の行動を助長する職場の特徴
2.モンスター職員と向き合う時の心構え
3.問題行動を改善してもらうための関わり方【基本的な対応方法】
4.場面や問題に応じた効果的な対応方法
5.「パワハラですよ」と言われないための職員への注意・指導のポイント
6.メンタルヘルス問題を抱えた職員への対応
7.事例学習
1.モンスター職員の行動を助長する職場の特徴
●「職場の秩序」よりも優先される「モンスター職員との人間関係」
●異動による解決方法で毎年生じる新たな犠牲者
●モンスター職員に診断名をつけて納得しても何の解決にもならない
●モンスター職員への対応方針をめぐって生じやすい「仲間割れ」
●管理職の「共依存の問題」
●「モンスター職員の行動」と「職場の対応」の相互作用
●モンスター職員を野放しにする職場がたどる4つのプロセス
2.モンスター職員と向き合う時の心構え
●「どうしてこれが成立するの?」を口癖にする
●「今、もっとも困っている人」=「この問題で本当に困るべき人」になっているか?
●イネイブラー(尻拭い役)の存在と向き合う
●「人間関係の三本柱」で職場のスタンスを整理する
●職場としての境界線を明確にする
3.問題行動を改善してもらうための関わり方【基本的な対応方法】
●面談の流れとポイント
●「してほしくないこと」よりも「してほしいこと」を伝える
●「抽象的な指示」と「具体的な指示」の違い
●一回の面談で終えず、経過を観察すること
●面談を2対1で行うことのメリットと注意点
4.場面や問題に応じた効果的な対応方法
●思い通りにならないと感情的になる職員には「感情的になった事実」を問題として扱う
●管理職が職員の喧嘩を仲裁してはいけない理由
●面談中に職員が感情的になった時の対応方法
●「怒りをぶつける正当性」を主張してきた職員への対応方法
●「問題のすり替え」に巻き込まれないためのポイント
●「批判」と「意見を伝える」の違いを理解する
●「私が悪いんですよね」と逆ギレする職員の心理と対応方法
●「怒りや不満をわかってほしい」というクレームもある
●「職員の言葉に反論を重ねるコミュニケーション」と「職員の気持ちを理解しようとするコミュニケーション」
●「共感」と「同調」の違いを理解する
●「気持ちに寄り添う」を誤解すると問題行動を助長する
●何度指摘しても行動を改善しない人への効果的な質問技法
●何を言っても指示に従わない職員への対応方法
●「納得させること」と「伝えること」の違い
●問題を曖昧にしようとする職員への対応方法
5.「パワハラですよ」と言われないための職員への注意・指導のポイント
●職員を「決めつける言葉」のリスク
●パワハラのリスクが高くなる人のコミュニケーション
●「パワハラですよ」と言われない安全な指導のポイント
6.メンタルヘルス問題を抱えた職員への対応
1)メンタルヘルス問題が疑われる職員に対して心療内科の受診を勧める方法
●対応の流れとポイント
●「疾病性」と「事例性」を切り口にした対応の理解
2)メンタルヘルス問題を抱えた職員の問題行動への対応方法
●メンタルヘルス問題の悪化を恐れて問題行動を指摘しないことのリスク
●「じゃあ、本人に注意してうつ病が悪くなったら、どうするの?」
●問題行動を指摘したことがきっかけでメンタルヘルス問題が悪化した場合の考え方と対応方法
●メンタルヘルス問題を理由に業務上の配慮を行う場合の注意点
●健康問題を理由に職場から配慮を受ける職員が果たすべき義務とは
●業務上の配慮を行う場合に管理職が果たすべき役割
7.事例学習
●「リストカットをする職員にどこまで対応したら良いでしょうか」
●「真面目だった部下が突然反抗的になり、指示に従わなくなってしまいました」