経営リテラシーを高める3つの管理で改善
人口動態、医療政策、患者の在宅医療志向、コスト増など、急性期医療を取り巻くマクロ環境はよりいっそう厳しくなることが想定され、サービスの効率化が求められます。このセミナーでは、病院経営を「収支」「入退院/病床」「施設基準」の3つの要素に分けて解説し、病院の経営環境・課題分析と改善に向けたフレームワーク、看護部としての対応をお伝えします。
プログラム
1.マクロ環境というファクト認識
2.病院の収入と支出を理解する
3.「守り」の数値管理
4.「攻め」の数値管理
5.求められる施設基準
6.経営改善のための視点
1.マクロ環境というファクト認識
●医療政策と診療報酬改定のトレンド
●病院経営者と現場の認識のズレ
●看護管理者の立ち位置となすべきこと
●急性期病院として生き残る道はあるか
2.病院の収入と支出を理解する
●病院の収支構造の基本
●売上増加を目指すか、費用減少を目指すか
●人件費の考え方
3.「守り」の数値管理
●施設基準に関する数値
●入院上限日数
4.「攻め」の数値管理
●患者数と単価
●入退院に関連する指標
●病棟再編と看護必要度
●近隣病院との差別化となる質管理
5.求められる施設基準
●人員配置と働き方改革とタスクシフト
●病院機能と管理体制
6.経営改善のための視点
●DXとタスクシフトで人件費を抑制する
●施設基準(様式9)の見直し
●病床コントロールの適正化
●在宅医療という市場への関わり方