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ワークで正しい“こころのケア”を学ぶ

周産期のメンタルヘルスケア
メンタルリスクの把握から「聴き方」など即実践“できる”スキルを!

指導講師

相川祐里

済生会横浜市東部病院 心理室課長

助産師/公認心理師/臨床心理士

 1996年より聖路加国際病院で看護師・助産師として勤務。助産師として母子に接する中で周産期メンタルヘルスケアの重要性を感じ、2006年に臨床心理士資格を取得。2007年より済生会横浜市東部病院の臨床心理士として勤務。助産師としての経験と心理学の知識を活かし、妊娠や子育てに戸惑う両親が出来るだけ心身共に安定した状態で我が子を迎えられることを共に目指す臨床活動を実践している。2019年に公認心理師資格を取得。


特色

妊産婦・家族をサポートする具体策と最新情報をしっかり理解する

実践的なワークも用いて、根拠に基づく、産後うつなどへの正しい“こころのケア”を学ぶ

問題が起こる前からかかわるための判断・対応を理解する

学習のポイント
~現場に即した根拠のある支援方法

産前・産後の心理的特徴、周産期のメンタルトラブルの特徴

EPDSを含めた3つの質問票の正しい活用法

効果的なコミュニケーション・ケア・支援の方法

助産師としての「心への働きかけ方」に関するスキル

流産、死産に直面した方々へのグリーフケア

切れ目のない支援に必要なチーム医療・最新情報


プログラム

1.産前産後の心理的特徴・周産期におけるメンタルリスク

2.エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)など3つの質問票の活用~支援が必要な母親のスクリーニング方法

3.臨床心理に基づく効果的なメンタルケア~心理師&助産師の視点から

4.流産、死産に直面した方々へのグリーフケア

5.妊娠中からの予防、切れ目ない支援のためのチーム医療・最新情報

1.産前産後の心理的特徴・周産期におけるメンタルリスク

  近年の社会的背景~「孤育て」など、メンタルトラブルが起こりやすい現状

  専門職はどのような視点でかかわるべきかハイリスクケースだけではなく、全ての妊産婦にメンタルケアが必要

2.エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)など3つの質問票の活用~支援が必要な母親のスクリーニング方法

  エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)

  育児支援チェックリスト

  赤ちゃんへの気持ち質問票

   ・ひとつひとつの質問の意味を理解する

   ・正しい使い方、問診のポイント

   ・問診後の対応~「つらくて死んでしまいたい…」と言われたらどうすべき?

  ワーク①3つの質問票を実際に使ってみよう

3.臨床心理に基づく効果的なメンタルケア~心理師&助産師の視点から

  質問票を使う前に、事前準備は大丈夫?~心構えや面接環境の整備

  臨床心理の視点から学ぶ「“こころ”への働きかけ方」、臨床心理学に基づく効果的な傾聴(聴き方)
「黙って聞く」ことが傾聴?アクティブリスニングを身につけよう!

  心理的特徴に合わせたコミュニケーション方法~若年妊婦、精神疾患合併妊婦、発達障害を抱える方など

  医療者自身のメンタルケア~心のゆとりも大切

  ワーク②「お母さんの気持ちをきちんと聴く」
コミュニケーション方法を学ぼう

4.流産、死産に直面した方々へのグリーフケア

  各場面でのグリーフケアと家族へのアプローチ

  ケアの上で留意すべきこと

  言葉の選択やコミュニケーションの実際

5.妊娠中からの予防、切れ目ない支援のためのチーム医療・最新情報

  妊娠・出産・産後のつながりと予防的対応

  周産期院内・院外連携システムを妊娠期からどのように進めるか

  ワーク③「地域の課題、困っていることを考えよう」

  産前産後のサポート情報について、最新情報をキャッチする
こども家庭庁が設立され、「異次元の少子化対策」として様々な施策が打ち出されています。最新の状況を理解し、必要な情報提供を母子やその家族へ提供できるようにしましょう

   ・薬と妊娠、授乳について

   ・産後パパ育休

   ・産後ケア事業 など


※アドバンス助産師 更新申請要件・再認証申請要件「選択研修」(5時間)に該当します。本セミナーを受講された方には受講修了証明書を発行いたします。(更新申請要件の詳細は日本助産評価機構のホームページ参照)。

◎開講日程

札幌地区 2025年6月14日(土)10:00~16:00
会場:道特会館

東京地区 2025年7月21日(月・祝)10:00~16:00
会場:日総研 研修室

名古屋地区2025年8月3日(日)10:00~16:00
会場:日総研ビル

大阪地区 2025年8月31日(日)
   ↓日程変更
2025年11月29日(土)10:00~16:00
会場:田村駒ビル

◎受講料 (1名につき・税込)
一般 18,500円 会員 15,500円 ※会員は日総研会員制・専門雑誌の年間購読者です。 ※昼食代は含まれません。昼食は各自でご用意ください。

◎お支払方法
・お送りする振込用紙でコンビニまたは郵便局でお手続きください。 ・当日、会場でもお支払いいただけます(現金のみ)。

◎申込締切:開催日当日まで ※お申込みは、Web・電話どちらからでも可能です。
開催4日前からは、お電話でのみ承ります。
お電話での受付: 0120-054977(平日9時~17時、土曜9時~12時)
※最少催行人数12人。これに達しないときは開催を中止する場合がございます。

※受講時の禁止事項(録音、録画)、お申し込み前の注意事項(受講要領)はこちら


☆参加申し込みに関する内容確認・変更・追加・お支払い状況などのお問い合わせ、また、キャンセルのご連絡につきましては、 お客様センターフリーダイヤル 0120-057671 におかけください。(平日9時~18時、土曜9時~12時)

★このセミナーの受講対象やプログラム内容に関するお問い合わせはメールにて受け付けています。 sapporo@nissoken.com お電話の場合は、 (011)272-1821 におかけください。(平日9時15分~17時30分)

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