認知症ケアチーム活動や院内研修にも活用できるケアの具体策・指導法!
身体的拘束最小化は重要ですが、スタッフに伝える場合に、何が拘束に当たるのか、実際にどのようにすればよいのか悩む場面が多いと思います。認知症高齢者の日常生活ケア(コミュニケーション、排泄、食事、睡眠、清潔)の場面で、何気なくやっているケアが安全面に気を取られて、患者さんを苦しめていることがあるかもしれません。そのような意外と見落としがちな日々のケアを見つめ直し、どのようなことが拘束につながりやすいのか、どうケアすればよいのか、具体的なアプローチを学びます。医療者の価値観を押しつけず、患者さんの意思を尊重したケアを実践することで、より良い生活支援を提供できるようになりましょう。
プログラム
1.認知症高齢者の正しい理解と身体拘束の必須知識を学び直そう
2.身体拘束につながりがちな場面で学ぶ!最善の”日常生活ケア”の実践による身体拘束の最小化
1.認知症高齢者の正しい理解と身体拘束の必須知識を学び直そう
●何が身体拘束になるのかをしっかり理解しよう
●身体拘束の原因となる行動や症状
●認知症高齢者の行動をアセスメント
2.身体拘束につながりがちな場面で学ぶ!最善の”日常生活ケア”の実践による身体拘束の最小化
【コミュニケーション】
●スピーチロックにつながる言葉かけ
●本人の意思を尊重したコミュニケーション ほか
【排泄】
●脱衣、オムツ外しをする
●排便、排尿障害と薬剤の使用 ほか
【食事】
●点滴、経管栄養チューブを抜いてしまう
●食事を進める上での注意点 ほか
【睡眠】
●夜間の徘徊や転倒を防ぐために
●睡眠薬の正しい使用 ほか
【清潔】
●入浴、整容、口腔ケア時の注意点
●拒否行動がある場合 ほか