実技でスキルを学び現場で即生かせる!
臨床に活かせる助産実技の習得
目指すところ
伝統的な助産技術(会陰保護・分娩体位支援など)の理解と再評価
科学的エビデンスに基づく分娩介助技術の最新知識の習得
臨床に活かせる実技の習得とシェアリング
世代を越えた助産師同士の交流と知の継承
理論だけでは語れない、身体に染み込んだ助産の技と心をともに学び、語り合いましょう。
本セミナーではこれまで現場で培われてきた助産技術の知恵を見つめ直し、次世代の助産師へ確実に伝えていくことを目的としています。分娩介助における「母児へのやさしさ」とは何か。産婦の身体と心の自然なプロセスを尊重し、安全・安心な出産を支えるために、私たちにできるケアとはどのようなものか、その技と知恵を習得しましょう。
プログラム
1.母児にやさしい分娩介助とは~実践に生かす最新知見と伝統技術~
2.実技セッション ①
「分娩体位・母体の快適さを引き出す支援技術」
3.実技セッション ②
4.ケースディスカッション&グループワーク「臨床で遭遇する難しい場面にどう対応するか」
5.まとめ・質疑応答
1.母児にやさしい分娩介助とは~実践に生かす最新知見と伝統技術~
●分娩時の母体の尊重・安全・快適さを支える視点
●昔ながらの助産技術の再評価(会陰保護・姿勢支援など)
●内診技術 スムーズなお産のために何をみるのか
●回旋異常予防/回旋異常の時にできること など
2.実技セッション ①
「分娩体位・母体の快適さを引き出す支援技術」
●分娩体位と母体への配慮
●仰臥位以外の体位(側臥位、四つん這い、立位)とその支援
●実技人形とツールを用いた分娩場面を想定した実技とグループ演習
3.実技セッション ②
1)「安全な会陰保護と胎児娩出介助」
●呼吸法を活かした娩出誘導~声かけのタイミングなど
●会陰裂傷を最小限にする手技(ハンズオン・オフの選択)など
2)「安全で痛みに寄り添う分娩介助技術」
●会陰保護のハンズオン練習
●呼吸と声かけのタイミング、パートナー支援の技術 など
4.ケースディスカッション&グループワーク
「臨床で遭遇する難しい場面にどう対応するか」
グループワーク
「いきみが上手くできない妊婦への対応」
「出産への恐怖が強い妊婦に寄り添う技術」 など
参加者同士の経験共有とファシリテーター(講師)からの助言
5.まとめ・質疑応答
※アドバンス助産師 更新申請要件・再認証申請要件「選択研修」(5時間)に該当します。本セミナーを受講された方には受講修了証明書を発行いたします。(更新申請要件の詳細は日本助産評価機構のホームページ参照)。