材料の「選び方」からではなく、「患者の訴え」「現場のトラブル」から出発する手法を!
サージカルテープやストーマ装具の“基本の取り扱い”を丁寧に解説し、応用範囲を広げる
症例とチェックリストを用いて、明日から活かせる具体的な実践力を養う
皮膚・排泄ケアにおけるトラブルの中で、「ストーマ装具の漏れ」と「カテーテル固定による皮膚障害・機器トラブル」は、現場の看護師が最も多く直面し、かつ対応に苦慮する2大テーマです。いずれも、器具や材料の選択だけでは根本的な解決には至らず、皮膚状態・患者背景・固定方法など、看護師の観察力と判断力が大きく関わってきます。この研修では、「なぜ漏れたのか?」「なぜ外れたのか/かぶれたのか?」という現場の声=訴えから出発し、即実践可能な知識・技術を徹底的に解説します。サージカルテープの基本的な扱いから、ストーマ装具の漏れの原因分析、症例を通じた判断のポイントまで、トラブル予防・対応の根拠が学べる5時間です。
プログラム
第1部ストーマ装具「なぜ漏れた?」を徹底解剖
第2部「かぶれない・外れない」カテーテル固定の極意
第1部ストーマ装具「なぜ漏れた?」を徹底解剖
1-1:漏れの3大要因を見抜く視点
●装具が合わないだけじゃない!局所・全身・取り扱いの問題
●ありがちな思い込みパターンとその落とし穴
1-2:患者の“訴え”から原因を見抜く問診術
●「どこから?」「いつから?」を聞き逃すな
●局所的要因の観察ポイント
●全身的要因(体型変化・発汗・排泄パターン)
1-3:心理的ケアとチームでの対応
●繰り返す漏れが患者に与える不安と対応
1-4:装具漏れ対策の実際
●「装具漏れチェックリスト」で要因を分類
ケーススタディ→装具の選び直しだけでは解決しない実例を中心に明日から使える!臨床現場の工夫とアドバイス
第2部「かぶれない・外れない」カテーテル固定の極意
2-1:サージカルテープの基本操作
●粘着と剝離のメカニズム
●種類と特徴/用途別選択の基本
2-2:Ω固定の基本と応用
●どのカテーテルにも対応できる固定術
●テープの伸縮性・長さの考え方
●剝がし方で防ぐ皮膚損傷
2-3:経鼻チューブと膀胱留置カテーテルの固定
●圧迫創・ねじれを見逃さない観察ポイント
●脆弱皮膚の場合の貼付テクニック
●圧迫創予防の“非接触”固定のコツ
2-4:事例から学ぶ固定の成功・失敗
●皮膚障害と事故の回避策を症例から学ぶ
●テープの粘着力を変えずに皮膚障害を防いだ取り組み紹介