障害特性に合わせた褥瘡予防やトラブル対応がわかる!
自己流・施設流ではない! 根拠に基づく皮膚・排泄ケアを実践するために!
重症心身障害児者は、その障害特性から、人工呼吸器、経管栄養チューブ、気管カニューレ、胃ろうなど医療デバイスを利用している事が多く、それらの機器の圧迫による創傷が発生しやすいため、スキンケアと予防が重要です。特に障害による同一姿勢保持のための褥瘡、耳介の褥瘡なども特徴ではないでしょうか。さらに、オムツやストーマによる皮膚トラブルも多いため、排泄ケアも重要となります。
本セミナーでは、重症心身障害児者特有の皮膚トラブルに対して、療育の場の看護師として知っておきたいスキンケア、褥瘡予防、排泄ケアについて学びます。
プログラム
1.まずは重症心身障害児者へのスキンケアについて正しく理解する!
2.次に! 重症心身障害児者への褥瘡ケア・予防を理解する!
3.なるほど! 重症心身障害児者へのストーマケアのポイント!
4.納得! 重症心身障害児者への排泄ケアのポイント!
5.東部療育センターの活動の実際と教育支援
1.まずは重症心身障害児者へのスキンケアについて正しく理解する!
1)重症心身障害児者特有の皮膚・排泄トラブルの特徴
2)スキンケア-洗浄・保湿・保護のポイント
2.次に! 重症心身障害児者への褥瘡ケア・予防を理解する!
1)褥瘡リスクと皮膚状態のアセスメント
2)同一姿勢保持による圧迫予防
3)MDRPU-医療デバイスによる皮膚ケアと予防
4)耳の褥瘡へのケアポイント
3.なるほど! 重症心身障害児者へのストーマケアのポイント!
1)ストーマケアのトラブル防止と観察ポイント
2)装具交換のポイント
4.納得! 重症心身障害児者への排泄ケアのポイント!
1)身体的特徴(体型・変形・拘縮)に合わせたオムツの当て方と選択
2)IAD-失禁関連皮膚炎の予防 ほか
5.東部療育センターの活動の実際と教育支援
1)褥瘡対策チームの活動
2)重症心身障害児者施設特有のマニュアルの整備
3)施設内における教育プログラム
4)利用者・家族へのかかわり・啓発活動 ほか