商品番号 大阪 15352-1

事例・グループワークで

「度重なるクレーム」「暴言」「過度な要求」等への対処法

裏にある障害特性の理解と支援者・組織を守る具体策

指導講師
講師写真

三幣みぬさ 千尋ちひろ

一般社団法人埼玉県ケアマネジャー協会

地域支援部講師/精神保健福祉士
介護支援専門員/相談支援専門員
東京都福祉サービス第三者評価評価者

 埼玉県内の精神科医療機関において、精神保健福祉士、ケアマネジャーとして勤務後、足立福祉事務所で介護扶助適正化に取り組み、現在は、司法福祉分野での精神保健福祉士としての活動を中心に、都内で居宅支援事業所のケアマネジャーとしても勤務している。2018年10月より一般社団法人埼玉県ケアマネジャー協会の地域支援部の講師として、全国でケアマネジャー、行政職員、一般企業向けに、精神疾患やメンタルヘルス関連の講義を行う。オンラインセミナー「精神疾患が疑われる利用者に振り回されない対応と支援」の講師も担当。


支援経験豊富な講師に巻き込まれないポイントを学ぶ

正しい知識と対応を身に着けることで日々の業務負担も減ります!

 利用者・家族等から寄せられる「過度なクレーム」「暴言」「過度な要求」は支援者や組織を悩ませるだけでなく、生産性や職員のメンタルヘルスの低下にもつながります。当該事例に対処するスタッフだけでなく、組織的な対応が重要となります。
 本研修では、ハードクレームと言われている事例の要因となっている、精神疾患や障害特性等を解説し、個人・組織としてクレームに巻き込まれない・振り回さらない対応について解説します。


プログラム

1.なぜハードクレームが生じるのか?

2.事例で学ぶハードクレームへの正しい対処

3.精神疾患のある方の医療とのつなぎ方と留意すべきポイント

4.グループワーク

5.まとめ・質疑応答

1.なぜハードクレームが生じるのか?

  ハードクレームとは?

   頻回電話・暴言・過大要求・操作的関わり、これらが起きる原因は?

  精神疾患を理解する重要性

   「性格問題」ではなく「疾患特性」が背景にある
誤解や対応の誤りがクレームを悪化させる
疾患の基礎知識

  自己覚知の重要性

   クレームは利用者だけでなく支援者側の対応スキルにも影響される

   〈ワーク(個人)〉自己対応スタイルのチェック

2.事例で学ぶハードクレームへの正しい対処

  〈事例〉暴言を繰り返す場合の対応

   発達障害(自閉スペクトラム症、ADHD)を背景にしたケース
こだわり、衝動性の高さ、独特な認知(物事の捉え方)を見越した支援

  〈事例〉無理難題への対応

   躁状態を背景にしたケース
要求の線引き、話の枠組み、複数対応の重要性

  〈事例〉支援者を操作し関係性を悪化させる場合

   境界性パーソナリティ障害を背景にしたケース
「巻き込まれない」「一貫性」「枠組みを作る」対応
BPD特有の「操作性」に対する対応
安定した関係を構築するための枠組みの重要性

  〈事例〉発達障害と境界性パーソナリティ障害の行動特性比較

   似て見える行動(衝動性・白黒思考・人間関係の不安定さ)
違いを理解することで「誤対応」を減らす

3.精神疾患のある方の医療とのつなぎ方と留意すべきポイント

  医療機関で行われていること

  利用できる社会資源や制度の紹介

  医療へつなぐ時の留意点

4.グループワーク

  ワーク(事例検討)
自己対応スタイルをグループ内で共有
「自分のタイプなら、どう対応しそうか?」
「そのまま対応するとリスクは?」

  ワーク(ロールプレイ)
グループで望ましい対応を実演。
講師フィードバック

  支援者のセルフケア

   支援者のセルフケア・バーンアウト予防
感情に巻き込まれないためのマインドセット
チームで愚痴・不安を共有する大切さ
支援者のセルフケアを解説

  記録とチーム対応の実践

   なぜ記録が重要か

5.まとめ・質疑応答

  振り返りワーク:「明日から現場で実践すること」を一人一つ確認

  質疑応答

◎開講日程

大阪地区 2025年11月29日(土)10:00~16:00
会場:田村駒ビル  開催中止

◎受講料 (1名につき・税込)
一般 19,000円 会員 16,000円 ※会員は日総研会員制・専門雑誌の年間購読者です。 ※昼食代は含まれません。昼食は各自でご用意ください。 ※講義終了後に受講修了証明書を発行いたします。

◎お支払方法
コンビニ決済(払込票はハガキで送付 ※アプリ支払対応)
クレジットカード決済
・当日、会場でもお支払いいただけます(現金のみ)。

開催日当日まで受付しております。
※定員に達した場合は、キャンセル待ちでのご案内となります。
お早めにお申し込みください。
※お申込みは、Web・電話どちらからでも可能です。
お電話での受付: 0120-054977(平日9時~17時、土曜9時~12時)
※開催3日前のWebでのご注文の場合、参加証や参加証電子版が届かない可能性がございます。その場合は、参加証の代わりに、自動返信メールをご提示ください。
※最少催行人数11人。これに達しないときは開催を中止する場合がございます。

※受講時の禁止事項(録音、録画)、お申し込み前の注意事項(受講要領)はこちら


☆参加申し込みに関する内容確認・変更・追加・お支払い状況などのお問い合わせ、また、キャンセルのご連絡につきましては、 お客様センターフリーダイヤル 0120-057671 におかけください。(平日9時~18時、土曜9時~12時)

★このセミナーの受講対象やプログラム内容に関するお問い合わせはメールにて受け付けています。 osaka@nissoken.com お電話の場合は、 (06)6262-3215 におかけください。(平日9時15分~17時30分)

※返信はパソコンから行います。携帯電話・スマートフォンでメールを受信される場合は、受信拒否になる可能性がありますので、必ずドメイン指定許可を設定ください。
詳しくはこちら