商品番号 大阪 15355-1

実技
演習
VF・VE検査/専門的な
嚥下訓練に頼らずに実践!

認知症・脳血管障害
摂食嚥下への
残存機能をいかしたアプローチ方法

指導講師
講師写真

岩山和史

フリーランス 歯科医師

日本老年歯科医学会認定・摂食機能療法専門歯科医師

 2003年大阪歯科大学卒業/2007年同大学院修了、博士(歯学)を取得/病院、施設、在宅の現場で、摂食嚥下診療やNSTに従事/日本老年歯科医学会認定医・摂食機能療法専門歯科医師/日本摂食嚥下リハビリテーション認定士/大阪歯科大学大学院講師(非常勤)


難しいこと一切なし!
「口の動き」 「食行動のパターン」 「のどの音」 で簡単に評価できる

残存機能を活かしたかかわりが学べる!

特色

口元の動き・呼吸音/嚥下音・食行動のパターンで評価することができます。

  VF・VE検査なしでどうやって評価するの? そう思われる方もいると思います。しかし、VF・VE検査を実施するには、設備や多職種の連携が必要です。仮に実施できたとしても、得られたデータを正確に読み解き、臨床に活かすには、経験豊富な専門医のサポートも必要になります。これらの検査ができない環境では、全く別の方法での評価が必要になります。
 本セミナーで紹介する方法は、医療や介護の基本である「見る・聞く・考える」です。食べる時の「口元の動き」を見ることで、現在の食事が口の機能にマッチしているかどうかを判定することが可能です。頸部聴診で「呼吸音、嚥下音」を聞くことで、のどの中をイメージすることが可能です。食事中の「食行動のパターン」を考察することで、食物認知の障害タイプを判別することが可能です。

実は間接訓練よりも残存機能を引き出すことが重要です。

  摂食嚥下のリハビリテーションと聞くと、まずは間接訓練をイメージされるかと思います。しかし、摂食嚥下に長く携わってきた専門家は、あまり間接訓練にはこだわってはいません。実は間接訓練よりも大切にしていることがあります。それは、「残存機能を引き出す」ことです。残存機能を十分に引き出すことができれば、自然と食べられるようになり、その後のアプローチの選択肢も大きく広がります。本セミナーでは、「残存機能を引き出す」アプローチ法を詳しくお伝えします。

 摂食嚥下と聞くと、「VF・VE検査」「嚥下訓練」が必須というイメージがあります。実際には「検査機器がない」「訓練担当者がいない」「患者さんが認知症で、検査や訓練ができない」という現場は少なくありません。
 本研修は、「食べる」「認知する」「飲み込む」と3つの場面で簡単に実践できる評価方法について解説します。加えて、食べるために必要な残存機能を引き出すアプローチ方法についても解説します。


プログラム

1.食べるための3つの機能~5期モデルを使わずシンプルに解説~

2.このような方には要注意~3つの危険なサイン~

3.見る、 聞く、 考える、 3つのカンタン評価法

4.摂食嚥下障害のホントの原因

5.リハビリテーション~残存機能を引き出すアプローチ~

6.経口摂取の限界についていつまで経口摂取を頑張るべきか!? 栄養サポートの考え方

1.食べるための3つの機能~5期モデルを使わずシンプルに解説~

  口の機能:食品を口で処理する機能(食品別、口の動きの3つのタイプ)

  認知機能:食品を認識する機能(脳の4つの機能)

  のどの機能:食品を食道へ送り込む機能(嚥下のスイッチ+のどの3つの機能)

2.このような方には要注意~3つの危険なサイン~

  舌の汚れ

  溜め込み

  ムセ・痰がらみ

3.見る、 聞く、 考える、 3つのカンタン評価法

  口の評価:「口元の動き」を見よう

  認知の評価:「ミールラウンド」で考えよう

  のどの評価:「頸部聴診」で聞こう

  【実技演習】

   水分、ゼリー、固形物(おかき)を頸部聴診の実技体験をしていただきます。聴診器をお持ちの方はご用意ください。

4.摂食嚥下障害のホントの原因

実は加齢変化は関係ない!?
2大原因(認知症・脳血管疾患)の理解と疾患別の特徴

5.リハビリテーション~残存機能を引き出すアプローチ~

  口へのアプローチ(食事調整の原則など)

  認知機能へのアプローチ(食事ケアによるかかわり方)

  のどへのアプローチ(姿勢調整のコツなど)

  疾患別のアプローチ、義歯についての考え方

  【症例提示・症例検討】

   いつも舌が汚れている

   義歯を着けてもらえない

   食べずに食器や食品で遊ぶ

   食事中にムセる ほか

  【実技演習】

   適切な姿勢は? 車いすなどを使って「最適な姿勢」について解説します。

   とろみはどれくらい? 増粘剤を使って「最適なとろみ」について解説します。

6.経口摂取の限界についていつまで経口摂取を頑張るべきか!? 栄養サポートの考え方

◎開講日程

大阪地区 2026年2月1日(日)10:00~16:00
会場:田村駒ビル

◎受講料 (1名につき・税込)
一般 19,000円 会員 16,000円 ※会員は日総研会員制・専門雑誌の年間購読者です。 ※昼食代は含まれません。昼食は各自でご用意ください。 ※講義終了後に受講修了証明書を発行いたします。

◎お支払方法
コンビニ決済(払込票はハガキで送付 ※アプリ支払対応)
クレジットカード決済
・当日、会場でもお支払いいただけます(現金のみ)。

開催日当日まで受付しております。
※定員に達した場合は、キャンセル待ちでのご案内となります。
お早めにお申し込みください。
※お申込みは、Web・電話どちらからでも可能です。
お電話での受付: 0120-054977(平日9時~17時、土曜9時~12時)
※開催3日前のWebでのご注文の場合、参加証や参加証電子版が届かない可能性がございます。その場合は、参加証の代わりに、自動返信メールをご提示ください。
※最少催行人数12人。これに達しないときは開催を中止する場合がございます。

※受講時の禁止事項(録音、録画)、お申し込み前の注意事項(受講要領)はこちら


☆参加申し込みに関する内容確認・変更・追加・お支払い状況などのお問い合わせ、また、キャンセルのご連絡につきましては、 お客様センターフリーダイヤル 0120-057671 におかけください。(平日9時~18時、土曜9時~12時)

★このセミナーの受講対象やプログラム内容に関するお問い合わせはメールにて受け付けています。 osaka@nissoken.com お電話の場合は、 (06)6262-3215 におかけください。(平日9時15分~17時30分)

※返信はパソコンから行います。携帯電話・スマートフォンでメールを受信される場合は、受信拒否になる可能性がありますので、必ずドメイン指定許可を設定ください。
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