1.高次脳機能障害
A)失語…ブローカとウェルニッケそして超皮質性失語
キーワードは「復唱」
B)失読、失書…純粋失読と純粋失書と失読失書は異なる
C)失行…観念失行という表現は使われなくなった
概念失行、パントマイム失行、使用失行
D)失認…視覚失認(物体失認、相貌失認)
身体失認(手指失認、左右失認、病態失認)
視空間失認(半側空間無視、地誌的見当識障害)
E)さまざまな神経ネットワークが関与する高次脳機能障害
注意障害、記憶障害、遂行機能障害
F)臨床的アプローチ
右半球の障害は半側空間無視と病態失認に、
左半球の障害は失語と失行に注意する
脳卒中由来の高次脳機能障害と外傷性脳損傷由来のそれとの違い
G)看護の視点
失語…患者を孤独にさせない
注意障害…一つずつ終わらせる。上手に休息をとる
遂行機能障害…具体的に指示をする
空間無視…注意機能で補う。枕とナースコールの位置
病態失認…できることを評価する
2.認知症
A)種類 アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性
B)アルツハイマーとは
C)周辺症状
D)臨床的アプローチ
歩行障害を有する認知症には要注意
(慢性硬膜下血腫、特発性正常圧水頭症)
前頭葉の脳腫瘍という落とし穴
3.高次脳機能障害と認知症は何が違うのか
認知機能の障害は失認であって、認知症とは別物。
(症状と疾病の違い)
進行性か否か。
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