人生の最終段階に 食べることの意味を正しく理解!
プログラム
1.誰かを看取るということ
2.残される家族の心の癒やしになる看取りの実現のために
3.見通しを知る
4.人生の最終段階に食べることの意味
5.声かけや対話から生まれる小さな希望を支える「聴く力」
6.ケアする側が不安を抱えたまま看取りを行わないために
7.事例で学ぶ終末期の患者・家族への声かけ・対話
1.誰かを看取るということ
●看取りとは
●看取りの現場で自分は何ができるか
●残された家族の抱える苦しみとは
●看取りに関わった医療・介護職の抱える苦しみとは
2.残される家族の心の癒やしになる看取りの実現のために
●緩和ケアの考え方を取り入れる
●患者の苦痛を全人的苦痛としてとらえる
●患者と家族への声のかけ方
3.見通しを知る
●急変ではなく予測されたことがおこる
●予測される症状への対応
●急変時に求められる対応
●死へのプロセス
●患者の死が差し迫った時に配慮すべきこと
4.人生の最終段階に食べることの意味
●食べられない理由~がんの場合と認知症の場合
●「うまく食べる」提案と「食を楽しむ」提案
●食べることをあきらめるまでのプロセスを共有する
5.声かけや対話から生まれる小さな希望を支える「聴く力」
●様々な場面で求められる「聴く力」
●死生観を持つこと、逃げないで聴くことの意味
6.ケアする側が不安を抱えたまま看取りを行わないために
●事前に確認しておきたいこと
●ケアする人のケア
7.事例で学ぶ終末期の患者・家族への声かけ・対話
●先を見通して「今」というタイミングを逃さない声かけが活きる場面
●「もうあきらめている」と言われても生き生きと語れる可能性を奪わない
●「自分は何もできない」と思って見ている家族への声かけ
●アルツハイマー型認知症があるがん患者が求める声かけ
●「死ぬのがこわい」という患者の本当の心理を見逃さない声かけ
●医療者に向けられた怒りへのアプローチ
●食べる話題を避けている家族へのアプローチ