投票や演習など、 双方向型で楽しく学べる!
関連疾患やガイドラインもよくわかる!
助産師にとって必須の胎児心拍数モニタリング(CTG, cardiotocogram)の判読は身近にあるものの、意外と苦手意識を持っている人が多いのではないでしょうか。基本的なCTG波形の意味を確実に理解することがCTG判読の第一歩です。実際の事例を用いて、患者背景や臨床現場の経時的な変化も含め学ぶことで、CTGをより深読みすることができます。さらには関連する疾患やCTGに関するガイドラインを確認しながら判読することで、今後の対応を含めた治療戦略が見えてきます。自分自身の考えや疑問点を共有して明日からの臨床に活かしてください。
プログラム
1.これだけは押さえておきたい! CTGの基本知識
2.波形を判別するためのポイント
3.CTGから胎児の状態を推測した今後の対応
1.これだけは押さえておきたい! CTGの基本知識
1)CTGの特性とその限界
2)CTGで評価すること
3)胎児機能不全(non reassuring fetal state)とは
4)CTGのレベル分類
2.波形を判別するためのポイント
1)基本的な波形とその意味を知る
基線、基線細変動、一過性徐脈、子宮収縮回数
2)紛らわしい波形の判別にはコツがある
(例)ショルダーとオーバーシュート
3)知っていると得する形がある
4)母体/胎児/分娩進行を考慮した判読
5)陣痛促進剤を投与しているときの注意点
6)無痛分娩中に現れやすい波形
7)母児の経時的変化に注目する
3.CTGから胎児の状態を推測した今後の対応
●経過観察かドクターコールするかの判断の根拠
●CTGと関連するガイドライン
●CTGに変化が表れやすい疾患の理解と対応(ガイドラインや指針の確認)
●母体急変や急変を見越した、帝王切開・薬剤投与などの準備の判断と対応
※アドバンス助産師 更新申請要件・再認証申請要件「選択研修」「選択研修」(5時間)に該当します(見逃し配信のみの視聴の場合、研修時間は3.5時間)。本セミナーを受講された方には受講修了証明書を発行いたします。(更新申請要件の詳細は日本助産評価機構のホームページ参照)。