1.エンドオブライフケアにおける
臨床倫理の役割と、その歴史的発展の軌跡
1)患者の自律の権利確立の動き(歴史的背景)
2)終末期医療をめぐる事件と司法判断の歴史
3)用語の整理
2.エンド・オブ・ライフケアの臨床的問題に対処する
アプローチ
〜ACPと倫理コンサルテーションの基礎と実践
1)ACP(アドバンスケアプランニング)の役割
2)倫理的に適切な意思決定プロセス
3)コミュニケーションツールとしての事前指示とACP
4)DNAR指示(POLST)とACP
5)介護施設における「看取りの意思確認」とACP
6)倫理コンサルテーション〜倫理的ジレンマの解決に向けて〜
3.各科領域の実践事例から学ぶ論点整理と解決策
1)悪性腫瘍のエンド・オブ・ライフケア
〜化学療法をいつまでやるのか
2)在宅のエンド・オブ・ライフケア
〜進行胃がん32歳女性の在宅看取り |