仕草や表情から快・不快は判断できる!
実践事例で良い、悪い対応を理解しよう
スタッフ指導にも活用できる!
コミュニケーションの基本姿勢と進行に合わせた関わり方の工夫
講師からのメッセージ
認知症の有無に関わらず、他者とのコミュニケーションは難しいものです。私たちは日々、相手の顔色や言動から思いを予測し、相手のニーズに合わせた行動をしようとしています。認知症の人のニーズも、五感をフル活動させてくみ取るように努力しましょう。「認知症の人の思いがわからない」という前に、まずは本人に聞いてみてください。的確な返答ではなくても、その人の思いを察する手掛かりになります。
プログラム
1.加齢による変化と認知症を理解しよう
2.認知症の進行によるコミュニケーションの変化と実践で使える関わり方
3.悩ましい事例で具体的な関わり方を学ぶ!〇なコミュニケーションと×なコミュニケーション
1.加齢による変化と認知症を理解しよう
●視覚、聴覚の変化をアセスメントする
●押さえておくべき認知症の知識
●高齢者が自覚していない老化
2.認知症の進行によるコミュニケーションの変化と実践で使える関わり方
1)コミュニケーションの基本姿勢と態度
2)4大認知症の進行によるコミュニケーションの特徴
●アルツハイマー型認知症
●血管性認知症
●レビー小体型認知症
●前頭側頭型認知症
3)アルツハイマー型認知症の重症度(軽度、中等度、重度)に合わせた関わり方
●注意すべき仕草や快、不快のアセスメント
4)認知機能状態の把握と最適なコミュニケーション
●認知機能状態の日内変動の把握と適切な時間帯でのアプローチ
●認知機能低下要因の除去と認知機能を高めるコミュニケーション
5)家族に配慮したコミュニケーションの留意点
●コロナ禍での学びとコミュニケーションの実践
3.悩ましい事例で具体的な関わり方を学ぶ!〇なコミュニケーションと×なコミュニケーション
●清拭をしようとしたら拒否をする
●帰りたいと主張する
●暴力、暴言がある
●痛みを訴えたり訴えなかったりする
●食事を食べたり食べなかったりする
●トイレに行きたいと繰り返す