録画配信 オンラインセミナー好評再配信:4回目

商品番号17059-5

270

VF・VE検査/専門的な嚥下訓練に頼らなくても実践できる

認知症・脳血管障害の摂食嚥下障害への残存機能を生かしたアプローチ

指導講師
講師写真

岩山和史

フリーランス 歯科医師

(日本老年歯科医学会認定・摂食機能療法専門歯科医師)

 2003年大阪歯科大学卒業/2007年同大学院修了、博士(歯学)を取得/病院、施設、在宅の現場で、摂食嚥下診療やNSTに従事/日本老年歯科医学会認定医・摂食機能療法専門歯科医師/日本摂食嚥下リハビリテーション認定士/大阪歯科大学大学院講師(非常勤)


本セミナーの特徴

急性期から在宅までどのステージでも実践できる
アプローチを解説

VF・VEなしでも実践可能3つの評価法を実習で体験

歯科医師ならではの視点!
口腔と摂食嚥下障害との関係も解説

Web用講師からのメッセージ

口元の動き・呼吸音/嚥下音・食行動のパターンで
評価することができます。

 VF・VE検査なしでどうやって評価するの? そう思われる方もいると思います。しかし、VF・VE検査を実施するには、設備や多職種の連携が必要です。仮に実施できたとしても、得られたデータを正確に読み解き、臨床に活かすには、経験豊富な専門医のサポートも必要になります。これらの検査ができない環境では、全く別の方法での評価が必要になります。
 本セミナーで紹介する方法は、医療や介護の基本である「見る・聞く・考える」です。食べる時の「口元の動き」を見ることで、現在の食事が口の機能にマッチしているかどうかを判定することが可能です。頸部聴診で「呼吸音、嚥下音」を聞くことで、のどの中をイメージすることが可能です。食事中の「食行動のパターン」を考察することで、食物認知の障害タイプを判別することが可能です。

実は間接訓練よりも残存機能を引き出すことが重要です。

 摂食嚥下のリハビリテーションと聞くと、まずは間接訓練をイメージされるかと思います。しかし、摂食嚥下に長く携わってきた専門家は、あまり間接訓練にはこだわってはいません。実は間接訓練よりも大切にしていることがあります。それは、「残存機能を引き出す」ことです。残存機能を十分に引き出すことができれば、自然と食べられるようになり、その後のアプローチの選択肢も大きく広がります。本セミナーでは、「残存機能を引き出す」アプローチ法を詳しくお伝えします。

セミナーのねらい

 摂食嚥下と聞くと、「VF・VE検査」「嚥下訓練」が必須というイメージがあります。実際には「検査機器がない」「訓練担当者がいない」「患者さんが認知症で、検査や訓練ができない」という現場は少なくありません。本セミナーは、「食べる」「認知する」「飲み込む」と3つの場面で簡単に実践できる評方法について解説します。加えて、残存機能を引き出すアプローチ方法についても解説します。


ポイント

セミナー聴講者よりいただいた下記の声を反映しております。

姿勢/認知症の人の評価/食事形態の選定

何をしても改善しないケース

どうやっても食べてもらえないケース

誤嚥を繰り返すケース

臨床で行き詰るケース

プログラム

1.食べるための3つの機能
~5期モデルを使わずシンプルに解説~

2.このような方には要注意~3つの危険なサイン~

3.見る、聞く、考える、3つのカンタン評価法

4.摂食嚥下障害のホントの原因

5.リハビリテーション
~残存機能を引き出すアプローチ~

6.経口摂取の限界について
いつまで経口摂取を頑張るべきか!?
栄養サポートの考え方

7.質問

1.食べるための3つの機能
~5期モデルを使わずシンプルに解説~

 ①口の機能:食品を口で処理する機能
(食品別、口の動きの3つのタイプ)

 ②認知機能:食品を認識する機能(脳の4つの機能)

 ③のどの機能:食品を食道へ送り込む機能
(嚥下のスイッチ+のどの3つの機能)

2.このような方には要注意~3つの危険なサイン~

 ①舌の汚れ ②溜め込み ③ムセ・痰がらみ

3.見る、聞く、考える、3つのカンタン評価法

 ①口の評価:「口元の動き」を見よう

 ②認知の評価:「ミールラウンド」で考えよう

 ③のどの評価:「頸部聴診」で聞こう

  ※頸部聴診の実技体験をしていただきます。水分、ゼリー、固形物(おかき)などをご用意いただき、視聴ください。また、聴診器をお持ちの方はご用意ください。

4.摂食嚥下障害のホントの原因

 実は加齢変化は関係ない!?

 2大原因(認知症・脳血管疾患)の理解と疾患別の特徴

5.リハビリテーション
~残存機能を引き出すアプローチ~

 口へのアプローチ(食事調整の原則など)

 認知機能へのアプローチ(食事ケアによるかかわり方)

 のどへのアプローチ(姿勢調整のコツなど)

 疾患別のアプローチ、義歯についての考え方

 【症例提示・症例検討】

  ・いつも舌が汚れている

  ・義歯を着けてもらえない

  ・食べずに食器や食品で遊ぶ

  ・食事中にムセる

  ・食事以外の時間でもムセる

  ・原因不明の熱が続く

  ・食品を溜め込む、吐き出す

  ・食べるペースが早い(ガツガツ食べ) など

6.経口摂取の限界について
いつまで経口摂取を頑張るべきか!?
栄養サポートの考え方

7.質問

   配信期間中にメールで受け付けます。講師に確認のうえご質問者にメールで回答いたします。

◎開講日:2023年9月13日(水)

◎視聴期間:14日間(講義時間270分)
※ご希望の日から視聴を開始できます。

◎視聴方法
スマホ、パソコンで動画を視聴いただきます。
事前に視聴方法、視聴用IDをメールでご案内いたします。

◎教材:PDFテキスト(120頁)
※冊子をご希望の方は別途2,500円(受講者に1冊のみ販売)。

◎受講料 (1名につき・税込)
一般 13,000円(冊子込み15,500円)
会員 10,000円(冊子込み12,500円)
※会員は日総研会員制・専門雑誌の年間購読者です。
サービスチケットご利用について

◎お支払方法
コンビニ決済(払込票はハガキで送付 ※アプリ支払対応)
クレジットカード決済
代引き決済など上記以外をご希望の方は、
 お電話、メールで受付いたします。
  cs@nissoken.com    0120-057671

◎申込締切:ただいま受付中 
※23年12月6日(水)終了予定

※視聴環境やお申し込み前の注意事項など受講要領はこちら ※オンラインセミナーお申込みの方に全商品で使えるポイントプレゼント!詳しくはこちら


☆参加申し込みに関する内容確認・変更・追加・お支払い状況などのお問い合わせ、また、キャンセルのご連絡につきましては、 お客様センターフリーダイヤル 0120-057671 におかけください。(平日9時~18時、土曜9時~12時)

★このセミナーの受講対象やプログラム内容に関するお問い合わせはメールにて受け付けています。 osaka@nissoken.com お電話の場合は、 (06)6262-3215 におかけください。(平日9時15分~17時30分)

※返信はパソコンから行います。携帯電話・スマートフォンでメールを受信される場合は、受信拒否になる可能性がありますので、必ずドメイン指定許可を設定ください。
詳しくはこちら