変化を見逃さない看護!
心電図の再学習やモニター観察ポイント・検査値・レントゲン・エコーの見方をマスター
特色
病態・治療・診断に加え看護視点による患者さんの見方・関わり方が身につく
循環器に特化した看護・アセスメント・レントゲン・検査値・心電図の見方がよくわかる
状態の変化の読み取り方、 血栓症別の薬剤の使い方、 覚えておくと役立つポイント満載
現場の第一線で活躍する看護と医療の両方の視点を知り尽くした診療看護師がこれまでの臨床経験を交え、その知識の全てをわかりやすくお伝えするセミナーです。循環器疾患患者のケアに必要な患者さんの全身状態の見かたや、急変を起こす前のモニターの変化、急変を予測し回避するためのアセスメントと観察の仕方、そして、緊急時の対応方法などをわかりやすく、実践的に学ぶことができる内容で構成されています。
プログラム
1.急変に備えるための患者情報の見分け方
2.危険な兆候を察知する~バイタルサインやモニター変化とは
3.循環器に必要な解剖生理とフィジカルアセスメント
4.ショックの見極めと対応のポイント
5.心電図これだけは知っておきたい! 見逃してはいけない危険な不整脈とその対応
6.循環器領域で必要な画像検査の見方とアセスメント
7.循環器の重要疾患を理解する!~病態から治療、看護、急変時の対応まで
1.急変に備えるための患者情報の見分け方
●冠動脈疾患にリスクファクターはあるか?
●高血圧、糖尿病、脂質異常症、高齢・加齢
2.危険な兆候を察知する~バイタルサインやモニター変化とは
●危険な兆候は?
●何か症状が出現したら? 緊急度と重症度の即座の判断
●急激な意識レベルの低下
●呼吸パターン
●酸素飽和度低下
●循環の異常
3.循環器に必要な解剖生理とフィジカルアセスメント
●解剖生理
●フィジカルアセスメントのポイント
●循環器疾患における問診、視診、触診、聴診のポイント
●状態観察から適切なケアの判断ポイント
4.ショックの見極めと対応のポイント
●ショックの診断基準と分類
●ショックの原因の鑑別
●ショックへの初期対応
●各ショックの病態、治療、看護、急変時のポイント
循環血液量減少性ショック/心原性ショック
血液分布異常性ショック/閉塞性ショック
5.心電図これだけは知っておきたい! 見逃してはいけない危険な不整脈とその対応
●心電図を読むための基本事項(基本波形、名称と計測法など)
●心電図の見方(チェック項目とその順序)
●危険な不整脈とは(徐脈性・頻脈性)
●不整脈に対する治療、緊急処置について
6.循環器領域で必要な画像検査の見方とアセスメント
●レントゲン、CT、心エコー、CAG
●撮影条件の違いと見え方の違いと留意点
●CTRの測定方法、特徴的な画像(肺炎、胸水、うっ血、無気肺、気胸など)
●カテーテル類の位置確認
●収縮能の評価
●壁運動異常の評価
●冠動脈虚血の評価
●冠動脈造影検査の内容
7.循環器の重要疾患を理解する!~病態から治療、看護、急変時の対応まで
●虚血性心疾患
●大動脈疾患
●心不全
●肺塞栓症