「成人」との違いに戸惑わない!
高齢者の意思決定支援にあたり、看護師にできることとは何か
訪問看護や介護施設だけでなく、一般病棟などにおいても高齢者の患者と接する機会が増えています。加齢に伴う変化やそこに潜むリスク、認知症への理解など、高齢者看護を進める上で知っておきたいポイントは多岐に渡ります。本セミナーでは、「これだけは押さえておきたい」項目を、わかりやすく解説していきます。
プログラム
1.「成人看護」との違いを知る
2.高齢者によくある症状から考えるアセスメントとケアのポイント
3.看護の視点で考える「認知症ケア」
4.身体疾患のある高齢者への意思決定支援
1.「成人看護」との違いを知る
1)加齢に伴う変化
2)成人とのバイタルサインの違いは?
3)高齢者に起こりやすいリスクと、高齢者特有のリスクファクター
4)既往歴で確認すべき点
5)高齢者に起こりやすい症状
2.高齢者によくある症状から考えるアセスメントとケアのポイント
呼吸困難や便秘、排尿障害、褥瘡、浮腫など、高齢者によく見られる代表的な症状をいくつか挙げ、その原因やケア、アセスメントする際の視点などを学びます。
3.看護の視点で考える「認知症ケア」
1)認知症ケアのリスクとアセスメントの重要性
2)認知症と間違えやすい症状
●せん妄
●うつ
4.身体疾患のある高齢者への意思決定支援
1)本人の意思を尊重するためのアプローチ:ACP
2)認知症の人の思いを知るためのコミュニケーション
3)多機関・多職種での情報共有
4)意思決定支援における倫理的問題と対応
5)国のガイドラインを踏まえた展開例