難しく考えない! 日常的に起きている葛藤場面の考え方
倫理的感受性を根づかせるために不可欠なカンファレンスと事例検討の進め方を解説
倫理問題検討のプロセス、スタッフへの意識づけのテクニックを学ぶ
臨床現場でスタッフに倫理的問題をどのように気づかせ・考えさせるかを臨床での葛藤場面を基に解説します。看護倫理の指導者に求められる役割から、現場へ根付かせるために有効な研修やケースカンファレンスの進め方、教育・指導のポイントまで具体的な事例でわかりやすく学びます。
プログラム
1.看護倫理の基本と看護倫理をスタッフに意識させるポイント
2.臨床場面での看護倫理と倫理問題検討の方法
3.意識づけに欠かせない!有意義な倫理カンファレンスの進め方
4.5ステップでわかりやすく!倫理原則を使って具体的に事例検討しよう~結論よりもプロセス重視でスタッフが主体的に取り組む方法
1.看護倫理の基本と看護倫理をスタッフに意識させるポイント
●今、なぜ看護倫理なのか
・看護倫理を難しく考えない
・看護倫理綱領を正しく理解する
・日常場面で「看護倫理」をどう意識させるか
●倫理的感受性を育てるために〜倫理的気づきへの導き
・なぜ? どうして? を上手に使おう
・『簡単な言葉で問いかけ』が効く!
・ジレンマの背景を探る、倫理的な問題を整理する
2.臨床場面での看護倫理と倫理問題検討の方法
●倫理問題は特別なものではなく日常的に起きている
●結論よりもプロセス重視で考える
●倫理問題の検討に必要な8つのポイント(問題点・情報整理のコツ、背景要因の検討 など)
●臨床倫理の4原則を理解しよう
3.意識づけに欠かせない!有意義な倫理カンファレンスの進め方
●カンファレンスの問題点
●日々のカンファレンスに倫理的視点を取り入れる
●カンファレンス成功の鍵と上手なまわし方
4.5ステップでわかりやすく!倫理原則を使って具体的に事例検討しよう~結論よりもプロセス重視でスタッフが主体的に取り組む方法
●患者背景などから問題点を考えよう
●倫理問題を検討するための情報整理のコツ
●倫理原則の理解と場面の応用
●倫理カンファレンスを行う風土づくり