1.高齢者に起こりうる急変の特徴と着目すべき点
●"いつもと違う"に気づく! 加齢や認知機能など個別性を踏まえた フィジカルアセスメント
●老化による機能別変化とそれに伴う日常生活への影響
●高齢者の問診のポイント
2.基礎からわかる高齢者の "予期せぬ急変"を防ぐアセスメント&ケア
@循環〜加齢の変化と非典型的な症状に注意
●加齢により心臓にどのような変化が起こるか
●ワンポイントの観察で終わらせない注意深い観察のコツ
A呼吸〜加齢の変化と維持される機能を理解しよう
●加齢による呼吸筋の低下で引き起こされる症状
●加齢の変化を受けない「呼吸数」が重要パラメータ
B脳神経〜脳血流低下に伴う 認知機能の低下と意識障害の鑑別
●視診と触診のポイント
●高血圧、動脈硬化、糖尿病などによる脳血管障害を意識する
C感染症〜主要な病態と随伴症状の関連を見逃さない
●感染症でも発熱などの典型的症状が出づらい高齢者
●非典型的な症状(せん妄、意識障害)でも感染症を疑う
D漠然とした訴えの背後にある重症疾患・病態を見逃さない
●受診理由があいまい、軽症に見えるにも注意する
●高齢者の薬物動態の変化とポリファーマシー
3.実践事例で考える! 急変を察知した際の報告と対応のポイント
※ここまで学んだことを使って トータルで考える力を身につける
●サインをキャッチした後、どう評価し対応するか
●いつもと何が違うのかをしっかり報告するために
●急変に遭遇した場合の最適な対応方法
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