マネジメントの視点で看護方式を根本から見直し! 組織風土変革へ
アメーバ・ナーシング・システム5年運用の成果と活用
VUCA時代に勝ち残る中小規模病院に最適!
講師著書『アメーバ・ナーシング・システム』をサブテキストにし、本書の使い方を通して、全員参加型、小集団チームによる看護方式アメーバ・ナーシング・システム(ANS)を実際に5年間運用した成果と活用法を共有します。特に、本書には記載のない「勤務割表のつくり方、欠員の補充方法、受け持ち患者のローテーション」を具体的に解説します。本セミナーを通して、「ANSは看護方式であると同時にマネジメント(看護組織運営)システムでもある」ことを理解し、VUCA(変化が早く予測困難)時代にマッチした理想の看護方式=看護組織のつくり方を学びます。

プログラム
1.ANS(アメーバ・ナーシング・システム)は他の看護方式と何が違うか?
2.ANSの仕組みとメリット
3.事例ANSの導入成果と具体的な運用
4.資料「ダウンロードシート」で即導入・活用
1.ANS(アメーバ・ナーシング・システム)は他の看護方式と何が違うか?>
●マネジメント(看護組織運営)システムの視点
⇒エンパワーメント(権限委譲)、リーダーシップ、モチベーション
●「大組織、孤独、無関心、依存体質、人間関係ストレス」から
「細分化、連帯、協働、相互支援、心理的安全性」へ
●従来の看護方式の課題:看護の質、人員確保・配置、責任、人材育成など
●現場でのOJTを重視して看護業務と人材育成を一体化
●5~8人の小集団(アメーバ)でチームをつくり、顔の見える関係性
●家族のような連帯意識を持って、同じ看護の目的のために結束
2.ANSの仕組みとメリット
●限られた資源で看護の質を上げるには?⇒全員参加型の「仕組み」
●全員参加型の「仕組み」をつくるには?⇒小集団方式の「仕掛け」
●小集団化でチーム内が透明化し、互いに気心が知れ、理解が深まる
●チームは半永久固定なので、仲間意識が芽生え、相互支援・育成
●マトリックス伝達で情報共有が徹底され、連帯感が生まれる
●チーム内で信頼関係が構築され、心理的安全性が高まる
●一人ひとりが自立/自律し、当事者意識に目覚め、看護の主役
●自分事意識が浸透し、パンデミックなど環境変化に迅速に対応
3.事例ANSの導入成果と具体的な運用
●ANS導入は組織変革⇒その手順と抵抗勢力の切り崩し方
●アメーバ・チームを3~4以上つくり、看護実践能力が均一になるよう配置
●ITを活用したマトリックス連絡網の整備と情報共有の仕組み
●勤務割表のつくり方、欠員の補充方法、受け持ち患者のローテーション
●心理的安全性を確保し、全員で新人・中途採用者を現場OJT育成
●次世代リーダーのトレーニングとして、アメーバ・リーダーを経験させる
●ANS委員会で情報交換し、全体最適の考え方を看護部全体に醸成させる
4.資料「ダウンロードシート」で即導入・活用