本人の考えをアセスメント、共有し、
その人らしく生活するために必要な関わり方
意思の表出が難しい認知症高齢者の意思決定において看護師の役割は重要です。本人の意思を尊重し、最善を考えた支援の方法を現場経験の豊富な講師が事例を交えて丁寧に解説します。
療養場所の選択や合意形成が難しい場合の選択など様々なケースを基に、最適な決定へプロセスを学び、即実践に生かせる内容をお伝えします。
プログラム
1.認知症の特性を踏まえた意思決定支援の基本
2.事例学習最適な決定へのプロセスを学ぶ!
“認知症高齢者の意思決定支援とACP”
1.認知症の特性を踏まえた意思決定支援の基本
●高齢者のエンドオブライフケア
●ACPの考え方とACPを進める上での大事なポイント
●ACPのタイミングと必要なコミュニケーション
2.事例学習最適な決定へのプロセスを学ぶ!
“認知症高齢者の意思決定支援とACP”
●ACPのプロセスを理解する(ルール、話し合いの導入、代理決定者の選定、療養や生活での考えなど)
●カンファレンスの視点と役割
●高齢者の意向を確認するためのコミュニケーションスキル
●4大認知症の進行に合わせたコミュニケーション
●ケースで学ぶ! ACPの進め方
【療養場所の選択】
・予後告知を行い、在宅看取りに向けた話し合い
・在宅に戻る上で本人と家族の意見が食い違う
【合意形成が難しい場合の選択】
・本人の意思確認ができる
・本人の意思確認ができないが家族が本人の意思を推定できる
・本人の意思確認はできず、家族も本人の意思を推定できない