「医療・看護の質」「チームの学習行動」、「パフォーマンス」向上を実現!
「心理的安全性」の概念を看護管理に活かすための取り組みを具体的に学びます!
頭では理解しているものの…実際にはどうすれば良いの?スタッフが恐怖や不安を感じず、安心して意見をだすことで、永続的に質の高い看護実践ができるチームをつくるための方法を知る!
「成長する組織」「自走する組織」を目指し、「FISH哲学」や「コーチング・ティーチング」「アンガーマネジメント」など、時代により組織づくりや人づくりに係る新しい単語・手法が出てきては学び、実践、そして新しい手法にまた注目が集まる… 組織や人の本質は変化していないはずですが、常に変化し続ける対象と向き合い、より良い組織を目指すことは時代の変化とともに求めらます。
2015年に米国Google社が「心理的安全性の高い組織はパフォーマンスが向上する」と発表してから、近年では、「心理的安全性」の概念が注目されてきました。「心理的安全性」とは、チームの一人ひとりが恐怖や不安を感じることなく、安心して発言・行動できる状態とされ、この状態が高まることで、チームのパフォーマンスが向上するとされています。
本セミナーでは、「心理的安全性」の概念を看護マネジメントの一つであるチームづくりに活用できるよう、正しく理解し、様々なケースを通して、「心理的安全性」を高める取り組みを学びます。スタッフ一人ひとりが不安や恐怖を感じることなく、専門性を活かした看護実践ができる永続的な病棟・チームづくりを目指しましょう!
プログラム
1.病院組織内における心理的安全性って?
2.心理的安全性が高い病棟・チームづくりのために
3.もっと具体的に!心理的安全性を高めるコミュニケーション実践
4.ケースで学ぶ!心理的安全性の高い病棟・チームつくりへの支援・取り組み
1.病院組織内における心理的安全性って?
1)そもそも心理的安全性とは
2)心理的安全性が病棟・チームにもたらす効果
3)心理的安全性に影響を与えるものとは
4)心理的安全性の誤解!注意すべき点とは
5)心理的安全性の概念を活かした看護管理
2.心理的安全性が高い病棟・チームづくりのために
1)スタッフが恐怖や不安に感じる環境・行動を知る
2)実は看護師の得意分野!?心理的に安全と思われるかかわりとは
3)チームの強み・弱みを知り、チームづくりの目標を立てる
4)みんなで目標を共有しよう!私たちの心理的に安全な職場とは?
5)心理的安全性を生み出すコミュニケーション
3.もっと具体的に!心理的安全性を高めるコミュニケーション実践
1)「ミスをしても責めない」風土にするためには
2)「こんな質問したらバカにされそう」
→「よく話してくれたわね」にするためには
3)「順番に一人一言を発言する」
→「積極的な意見交換」に変えるためには
4)「仕事が終わらない。困ったわ」
→「あらどうしたの?手伝うわよ」の風土にするためには
5)「そんなのめんどくさい」
→「いい意見ね。みんなで改善しましょう」にするために ほか
4.ケースで学ぶ!心理的安全性の高い病棟・チームつくりへの支援・取り組み
1)新人看護師への支援の場面
2)多職種連携・協働場面
3)カンファレンス場面 ほか