なぜ効くのか?どうやって使うのか?が理論と看護管理事例で分かる!
心理的に安全で「解決を共創する」職場風土を作る!
システム論に基づくブリーフセラピー(短期療法/家族療法)をマネジメントに使う
解決しようとする行為が実は問題を維持している現象への気付きと介入法
問題は解決しなくてもよい、困らなくなればよい、という発想の転換
①問題は個人病理にあるのではなく,他者との関係で維持されている、②問題は解決しようとすることで維持してしまう、③問題には例外がある、と考えるブリーフセラピー(短期療法/家族療法)では、原因究明や犯人探しをしないことが特徴です。職場の問題の多くは人間関係にありますが、その解決の一手法として、ブリーフセラピー的なアプローチを活用することで、心理的に安全で、解決を共創する組織風土を作りましょう。このセミナーでは、なぜ効くのか?どう活用するのか?を具体的に解説します。
プログラム
理論編
1.なぜブリーフセラピー(短期療法/家族療法)がマネジメントに有効なのか?
2.ブリーフセラピーの基本的な考え方
3.ブリーフセラピーによる解決法
4.すぐに使える便利な技法
看護管理事例編
1.発想の転換だけでも問題を解消できる
2.看護管理上よくあるケースでの活用例
解決を共創する職場風土を作ろう
理論編
1.なぜブリーフセラピー(短期療法/家族療法)がマネジメントに有効なのか?
●心理療法は「人の問題」を解決する方法である
●信頼して使うに足る理論がある
●集団を変化させることに有効なセラピーである
2.ブリーフセラピーの基本的な考え方
●問題は個人病理にあるのではなく、他者との関係で維持されている
●問題は解決しようとすると維持してしまう
●問題には例外がある
3.ブリーフセラピーによる解決法
●目指すのはどちら?~「問題が解決した」と「問題が解消した」
●あるものを「利用する」ことで自由な発想を生み出す
●例外を見つけたら「do more」、悪循環をみつけたら「do different」
4.すぐに使える便利な技法
●スターティングクエスチョン~問題から解決後の状態に視点を移す
●関係性の質問~自分の視点ではなく、他者の視点に移す
●例外を尋ねる~問題は常に発生しているわけではない
●コーピング・クエスチョン~有効な対処の手がかりを得る
●コンプリメント~相手の動機づけを高める
●リフレーミング~問題を異なる視点から眺める
看護管理事例編
1.発想の転換だけでも問題を解消できる
●新任看護部長である私を支えたブリーフセラピ-的発想
●初学者時代の成功体験~不安が強い患者さんにDo different
●ナイチンゲールもクリミアでDo more
2.看護管理上よくあるケースでの活用例
●勤務交代時によくみられる看護師間トラブル~新米リーダーとベテラン看護師双方にDo different
●ミスを繰り返す新人ナースと指導者間の悪循環~緊張の強い新人に対してDo different、指導者にはリフレーミング
●残業が続くA看護師~ミスを連発、孤立するAさんが1年で高評価に
●看護師の話を聞いてくれないS医師~例外探しで驚きの発見
解決を共創する職場風土を作ろう