特色
傾聴の目的とはクライアントがセラピストを通して自分の内なる声を聞けるようになること。「受容」「共感」「自己一致」を理解し実践しよう!
カウンセリングでもっとも重要とも言われる「傾聴」ですが、本講座では「ほんものの傾聴」とは何か、その実際と、具体的な技法を学習します。
カウンセリングの主要な3つのアプローチを理解することで、来談者中心療法の位置づけがより鮮明に理解できるようになります。
本講義を学ぶことによって、質の高い傾聴とはどのようなものか、その本質と実際を具体的に学ぶことができます。内容のレベルは決して落とさずに、「高度な内容を、可能な限り、わかりやすく」を目指して展開した4限構成の講義です。
プログラム
1限目他の理論との比較をしながら自己成長論の特徴を押さえる
2限目自己成長論の中でのメインの来談者中心療法の理論を解説
3限目:実践編来談者中心療法の基本技法である傾聴の考え方と実際について学ぶ
4限目:応用編来談者中心療法の実際
1限目他の理論との比較をしながら自己成長論の特徴を押さえる
1.カウンセリングの3つの大きな流れ
●過去から解放のアプローチ:精神分析など
●練習するアプローチ:行動療法など
●気づきと学びのアプローチ:人間性心理学、トランスパーソナル心理学など
2.マズローの自己実現論
●自己実現する人間
●至高経験とは
●欲求階層説
●成長欲求と基本欲求(欠乏欲求)
3.カウンセリング諸理論の全体見取り図
●自己成長論の立場
●精神力動論の立場
●認知行動論の立場
●システム論の立場
4.カウンセリングの主要理論比較表からの解説
2限目自己成長論の中でのメインの来談者中心療法の理論を解説
1.現代カウンセリングの礎を築いたカール・ランサム・ロジャーズ
●真に自分が自分として生きる
●「受容」「共感」「自己一致」という考え方
●ロジャーズの思想と方法の本質の一端はラディカル(徹底性/過激さ)にある
●「内蔵感覚=内なる実感」に即して、自由に生きること
●あなたの傍らでそっと寄り添ってくれる存在
●静かなる革命家
2.ロジャーズを理解するための4つのキーワード
●「自分自身」になっていく―自分の内側と深くつながって生きる
●「内臓感覚」で思考する。「内臓感覚」で生きる
●「受容、共感的理解、自己一致(中核条件)」深いほんものの傾聴
●「静かなる革命」―カウンセリングルームから、学校へ、企業へ、恋愛と結婚へ、家族へ、そして社会変革へ
3限目:実践編来談者中心療法の基本技法である傾聴の考え方と実際について学ぶ
●傾聴のポイント「うなづき」と「あいずち」
●自分を消す/相手になりきる/エッセンスを掴む/映し出す→内省が深まる
2つの傾聴をやってみよう
A.一般的傾聴(理解の傾聴)
●相手を理解する傾聴
●職場・学校・病院・家庭の「人間関係」を改善
●権威的・管理的関係→理解的関係
B.内側に深く入っての傾聴(体験的変化が生起する傾聴)
●その傾聴そのものの中に、クライエントの変化を生起させる力を有する傾聴
●ロジャーズ派カウンセリングに特有の「深く内側に入る」傾聴
●ジェンドリンの「体験的応答」→「体験的傾聴 experiential listening」と呼びうる傾聴
●話し手の仕事上の「限界突破」
●こうした「体験」を話し手にもたらしうる「傾聴」
●クライエントに「なりきる」傾聴 など
4限目:応用編来談者中心療法の実際
●実際のカウンセリングをビデオで学ぶⅠ
●フォーカシングとフォーカシング志向カウンセリング
●変化するクライアントに共通の「何か」とは
●実際のカウンセリングをビデオで学ぶⅡ(フォーカシングの実践例)
●EAMA(体験-アウェアネス-意味生成アプローチ)の紹介
特色
傾聴の目的とはクライアントがセラピストを通して自分の内なる声を聞けるようになること。「受容」「共感」「自己一致」を理解し実践しよう!
カウンセリングでもっとも重要とも言われる「傾聴」ですが、本講座では「ほんものの傾聴」とは何か、その実際と、具体的な技法を学習します。
カウンセリングの主要な3つのアプローチを理解することで、来談者中心療法の位置づけがより鮮明に理解できるようになります。
本講義を学ぶことによって、質の高い傾聴とはどのようなものか、その本質と実際を具体的に学ぶことができます。内容のレベルは決して落とさずに、「高度な内容を、可能な限り、わかりやすく」を目指して展開した4限構成の講義です。
プログラム
1限目他の理論との比較をしながら自己成長論の特徴を押さえる
2限目自己成長論の中でのメインの来談者中心療法の理論を解説
3限目:実践編来談者中心療法の基本技法である傾聴の考え方と実際について学ぶ
4限目:応用編来談者中心療法の実際
1限目他の理論との比較をしながら自己成長論の特徴を押さえる
1.カウンセリングの3つの大きな流れ
●過去から解放のアプローチ:精神分析など
●練習するアプローチ:行動療法など
●気づきと学びのアプローチ:人間性心理学、トランスパーソナル心理学など
2.マズローの自己実現論
●自己実現する人間
●至高経験とは
●欲求階層説
●成長欲求と基本欲求(欠乏欲求)
3.カウンセリング諸理論の全体見取り図
●自己成長論の立場
●精神力動論の立場
●認知行動論の立場
●システム論の立場
4.カウンセリングの主要理論比較表からの解説
2限目自己成長論の中でのメインの来談者中心療法の理論を解説
1.現代カウンセリングの礎を築いたカール・ランサム・ロジャーズ
●真に自分が自分として生きる
●「受容」「共感」「自己一致」という考え方
●ロジャーズの思想と方法の本質の一端はラディカル(徹底性/過激さ)にある
●「内蔵感覚=内なる実感」に即して、自由に生きること
●あなたの傍らでそっと寄り添ってくれる存在
●静かなる革命家
2.ロジャーズを理解するための4つのキーワード
●「自分自身」になっていく―自分の内側と深くつながって生きる
●「内臓感覚」で思考する。「内臓感覚」で生きる
●「受容、共感的理解、自己一致(中核条件)」深いほんものの傾聴
●「静かなる革命」―カウンセリングルームから、学校へ、企業へ、恋愛と結婚へ、家族へ、そして社会変革へ
3限目:実践編来談者中心療法の基本技法である傾聴の考え方と実際について学ぶ
●傾聴のポイント「うなづき」と「あいずち」
●自分を消す/相手になりきる/エッセンスを掴む/映し出す→内省が深まる
2つの傾聴をやってみよう
A.一般的傾聴(理解の傾聴)
●相手を理解する傾聴
●職場・学校・病院・家庭の「人間関係」を改善
●権威的・管理的関係→理解的関係
B.内側に深く入っての傾聴(体験的変化が生起する傾聴)
●その傾聴そのものの中に、クライエントの変化を生起させる力を有する傾聴
●ロジャーズ派カウンセリングに特有の「深く内側に入る」傾聴
●ジェンドリンの「体験的応答」→「体験的傾聴 experiential listening」と呼びうる傾聴
●話し手の仕事上の「限界突破」
●こうした「体験」を話し手にもたらしうる「傾聴」
●クライエントに「なりきる」傾聴 など
4限目:応用編来談者中心療法の実際
●実際のカウンセリングをビデオで学ぶⅠ
●フォーカシングとフォーカシング志向カウンセリング
●変化するクライアントに共通の「何か」とは
●実際のカウンセリングをビデオで学ぶⅡ(フォーカシングの実践例)
●EAMA(体験-アウェアネス-意味生成アプローチ)の紹介