高齢者ケア場面での看護倫理の考え方、
倫理問題を解決に導くプロセスがわかる
倫理的感性を高める
倫理カンファレンスの進め方を事例で実践的に!
特色
日常生活ケア、身体拘束、意思決定などから
倫理をスタッフに意識させる関わり方
苦手意識を持つ方が多い看護倫理について、高齢者ケアの場面(日常生活ケア、身体拘束、意思決定など)に焦点を当てて、より実践的に具体的に解説します。また日々のケアで倫理問題をどう考え、自身やスタッフの倫理的感性をどう高めるかを倫理カンファレンスや事例学習を活用したアプローチを学びます。
プログラム
1.高齢者ケアにおける看護倫理
2.状況別に“高齢者ケアの看護倫理”を考えよう
~認知症高齢者の場合も含めて
3.倫理的感受性を育む
カンファレンスを活用したアプローチ事例学習
1.高齢者ケアにおける看護倫理
●ココを押さえよう!倫理の基本と倫理原則
●高齢者ケアを取り巻く倫理的課題と特徴
2.状況別に“高齢者ケアの看護倫理”を考えよう
~認知症高齢者の場合も含めて
①日常生活ケアでの倫理的視点
●高齢者が日常生活ケアで感じる苦痛と倫理的ジレンマ
●高齢者が拒否しないケアの前の準備
②食事、栄養に関する倫理的視点
●栄養状態の確認と低栄養の理解
●「もう年だから食べられない?」本人にとって最善の利益とは
③身体拘束に関する倫理的視点
●身体拘束の具体的な行為と弊害
●倫理と身体拘束への対応策とケア
④人生の最終段階の倫理的視点
●本人の希望と意思決定支援
●大事なQOLのアセスメント
3.倫理的感受性を育む
カンファレンスを活用したアプローチ事例学習
●倫理カンファレンスの進め方のポイント
●カンファレンスの展開に必要な視点
●実際に事例を用いて倫理カンファレンスの展開を学ぶ
事例1高齢者の療養場所の選択
事例2せん妄状態が改善しない高齢者のケア
事例3摂食・嚥下障害が改善しない高齢者のケア