「看護業務の効率化=考えなくて良い」
ではない!風土を変える具体策
アセスメント不足は事故につながりかねない
今こそ“考える看護”を徹底しよう
看護過程&看護記録世代と
スリム化世代のGAPを埋める!
昨今の看護現場では“効率性”が重視され、ややもすると日々の業務に流され“考える個別性の高い看護”が少なくなっているという声も聞かれます。看護の質低下が危惧されるのはもちろんなのですが、ひいてはスタッフ離職にもつながります。看護の楽しさややりがいが失われて“ただ忙しいだけ”の職場になってしまうからです。その忙しい中でも、一人一人の看護スタッフが「考える看護」をすることでチーム全体のモチベーションが高まります、当然看護の質も向上します。本セミナーでは、現場のアセスメント力を高めるための方法をチームへのアプローチという側面、指導者層を指導する側面、そして個別の看護事例のアセスメント指導ポイントという3つの柱で解説します。
プログラム
Ⅰ.記録は簡略化、業務は効率化…めでたしめでたしなのか?
Ⅱ.アセスメントの指導方法!コツ&ポイントを押さえよう
Ⅲ.日々のアセスメントを大切にする“考える看護チーム”づくり
Ⅰ.記録は簡略化、業務は効率化…めでたしめでたしなのか?
1.業務負担軽減の裏で感じる日々のモヤモヤ
2.流れ作業的になっている現場のモチベーション対策
3.看護過程&記録世代と業務スリム化世代のGAP!を埋めよう~意図的なトレーニングが必要
4.業務の効率化をアセスメントより優先させ続けると~事例で考える
Ⅱ.アセスメントの指導方法!コツ&ポイントを押さえよう
1.いまさら聞けない!アセスメント指導に必要なキモ
2.学び直しの関連図。関連図の基本と指導ポイント
3.学生の看護過程と臨床現場の看護過程の教え方のちがい
4.わかりやすい!アセスメント指導方法~どんな時に何を質問し何をどう教える?
5.指導時の関連図活用法。関連図を使った超効果的な指導例を紹介
6.考えない癖がついた看護師など指導困難ケース
Ⅲ.日々のアセスメントを大切にする“考える看護チーム”づくり
1.日々の業務できっかけを作る~ミーティング、カンファ、ケア時、報告時のOJT例
2.病棟の困りごとを糸口にする!たとえばどんな場面で?
3.思考をアウトプットしあう風土にする具体的方法
4.指導者が根拠をもって説明する体制づくり
5.指導者を育てる方法