看護師として知っておくべき
最新のエビデンスを学ぶ。
脳卒中治療ガイドライン2021から2年がたち、【改訂2023】が今年発表されました。66項目において差し替えが行われましたが、看護師の方に知っていただきたい重要なポイントに絞り、詳しく解説いたします。
プログラム
1.出血リスクが高い高齢の心房細動患者では、エドキサバン1日1回15mgの減量投与が保険適応となった。
2.心房細動の発症早期からの治療介入(カテーテルアブレーション等)は有用か。
3.機械的血栓回収後の厳格な降圧は予後を改善するか、悪化させるか。
4.脳出血後の深部静脈血栓症の予防として、間欠的空気圧迫法と薬剤的血栓予防のどちらが有効か。
1.出血リスクが高い高齢の心房細動患者では、エドキサバン1日1回15mgの減量投与が保険適応となった。
2.心房細動の発症早期からの治療介入(カテーテルアブレーション等)は有用か。
3.機械的血栓回収後の厳格な降圧は予後を改善するか、悪化させるか。
4.脳出血後の深部静脈血栓症の予防として、間欠的空気圧迫法と薬剤的血栓予防のどちらが有効か。
5.アルテプラーゼに替わる新薬として期待されるt-PA製剤(テネクテプラーゼ)に関する詳細な解説がなされた。
6.機械的血栓回収療法が奏効した後にアルテプラーゼを動注することの是非。
7.DOACのなかで中和剤を有するのがプラザキサ(ダビガトラン)だけであったのが、昨年他の3剤にも中和剤が発売されたので、ガイドラインに変更あり。
8.クモ膜下出血後の脳血管攣縮の治療薬として、クラゾセンタン(ピヴラッツ)が2022年1月に国内製造販売承認を得た。その効果についてのコメントが今回追加された。
9.脳静脈・静脈洞閉塞患者に対するDOACの安全性と有効性が、ワルファリンと同等であると明記された。