実際(動画)を用いて1対1個別事例検討会の進め方のポイントを学ぶ
スーパーバイザーとしての経験が浅くても実践できるポイントを解説
特色
事例検討会はケアマネジャーの育成の主流な方法として位置付けられています。しかしながらグループで行う事が多く、1対1で行う場合でも闇雲に質問するだけでは効果的な教育指導は実践できません。また、相当なスーパーバイザー力と様々な理論の理解が求められます。 本セミナーでは、30年にわたり個別及びグループスーパービジョンを実践し、全国各地の多数のケアマネジャーの育成に携わってきた経験豊富なスーパーバイザーを講師に迎え、1対1個別事例検討会の効果的な進め方を解説します。本セミナーでは個別事例検討会の実際の動画を用いて解説します。「何を」「どのように」問いかければ再アセスメントを活性化することができるかを学ぶことができます。
プログラム
1.1対1個別事例検討会とは
2.1対1個別事例検討会の進め方
3.コーチングとティーチングの違い
4.1対1個別事例検討会で扱う
再アセスメント・評価における質問例
5.実際動画で学ぶ
1対1個別事例検討会の進め方のポイント動画閲覧
1.1対1個別事例検討会とは
1)事例検討会の4つのタイプ
2)1対1個別事例検討会のメリット
主体性と専門性の高い人材育成ができる
援助者としての課題を事例提供者自らが見出すことができる
2.1対1個別事例検討会の進め方
1)提出者によるアセスメント情報の解説
2)SVによるアセスメントに対する質問
3)事例提供者による気づきの発表
4)SVによるアセスメント情報・援助過程や
成果に対する質問
5)事例提出者によるコメント
6)SVによるコメント
3.コーチングとティーチングの違い
4.1対1個別事例検討会で扱う
再アセスメント・評価における質問例
1)総合的アセスメントの4領域と再アセスメントを促す質問例
①個人特性(クライアントの特性)
②問題特性(問題の特徴)
③問題解決(問題解決の社会資源)
④援助者特性(援助者の役割)
2)プロセスとアウトカムの2領域の評価と
再アセスメントを促す質問例
①援助の過程(ケアマネジメントプロセス)
②援助の成果・効果(状態改善・目標達成度・問題解決)
5.実際動画で学ぶ
1対1個別事例検討会の進め方のポイント動画閲覧
①何を・どのように質問するか?
②質問を裏付ける理論とは何か?
③スーパーバイザーとして留意すべき点は何か?