身体拘束につながりがちな行動に対して
具体的な対応策を学ぶ
認知症高齢者の行動の理由をしっかり考え、
看護を実践するためのスキルを身につける
身体拘束をしてはいけないことはわかっていても、具体的にどうすればよいのか現場で悩むことも多いと思います。本セミナーでは、身体拘束に関する必須知識を理解した上で、点滴などの自己抜去、脱衣、徘徊などの具体的な場面で、身体拘束をしないでケアをするための関わり方や工夫について解説します。
プログラム
1.身体拘束の必須知識
2.現場で抱える身体拘束の問題点
3.行動別に考える
“身体拘束をしないケア”の工夫とスキル
点滴・酸素マスクなどルート類の自己抜去
脱衣・おむつはずし
徘徊・帰宅願望
1.身体拘束の必須知識
●身体拘束の具体的な行為
●緊急やむを得ない場合の対応
●身体拘束を最小限とする方針と原則
2.現場で抱える身体拘束の問題点
●倫理的視点から考える身体拘束
●転倒・転落インシデントレポートから考える
身体拘束の要因とケアの方向性
3.行動別に考える
“身体拘束をしないケア”の工夫とスキル
点滴・酸素マスクなどルート類の自己抜去
●自己抜去のリスクを予測する
●ルート類の整備や不快感を除去するためのケア
脱衣・おむつはずし
●脱ぐ、はずす原因をアセスメント
●苦痛、不快感を除去するためのケア
徘徊・帰宅願望
●なぜ歩き回るのか、帰りたいと思うのかをアセスメント
●徘徊、帰宅願望に対するケアと環境づくり