病院・クリニックによる違いも踏まえて
看護のポイントを学ぶ
消化器内視鏡検査・治療の看護を実践するには、検査前・中・後に行うことはもちろん、患者の心身状態、使用薬剤や使用機器の特徴、感染管理など、幅広い知識とケアポイントを身に付ける必要があります。本セミナーでは、病院・クリニックでの内視鏡看護経験の豊富な看護師が看護のポイントや留意点を伝授します。
プログラム
1.消化器内視鏡の医療現場の特徴
2.消化器内視鏡で必要な知識と留意点
3.消化器内視鏡看護の実際とポイント
4.動画で学ぶ 大腸内視鏡検査での用手圧迫・介助のポイント
1.消化器内視鏡の医療現場の特徴
●多職種協働の現場でのタスクシェア・シフト
●病院、クリニックでの看護師や他職種の勤務体制の違い
●看護師の役割
2.消化器内視鏡で必要な知識と留意点
1)消化器内視鏡で使用する薬剤の特徴と留意点
●前処置に使用する薬剤
●腸管洗浄剤
●注射薬
2)消化器内視鏡治療で使う高周波装置
●高周波装置を用いた切開・凝固のメカニズムや特徴
●対極板の取り扱いと使用時の注意点
3)感染管理
●消化器内視鏡の洗浄・消毒
●内視鏡検査場面での手指衛生
3.消化器内視鏡看護の実際とポイント
1)検査前
●問診
●前処置
2)検査中
●鎮静薬使用時の看護―患者管理、緊急時対応
●覚醒下検査時の看護―声かけ、タッチング、唾液の処理
3)検査後
●リカバリー対応
●検査後の説明
4)内視鏡看護記録
4.動画で学ぶ 大腸内視鏡検査での用手圧迫・介助のポイント
●大腸の構造の特徴
●【動画】大腸内視鏡の挿入法―Push法、軸保持短縮法
●【動画】用手圧迫の目的と介助の実際
●体位変換の活用、難しい症例への対応