異常値の意味が分かるようになるから実践で役立つ!
検査データを見てもいまいちピンとこない、各項目の正常値を理解していないから異常も分からないと考えている人は多いと思います。しかし、一つひとつの検査項目の正常値を暗記するのではなく、異常値になった検査データ項目の意味を知ることが大切です。救急・病棟ナースとしてアセスメントに必要な検査データの見方・読み方・解釈の仕方を学習します。検査値の分析に必要な読み方の基本を、分かりすく理解してもらえる研修です。
プログラム
【血液の基本/血算(赤血球・白血球・血小板)編:86分】
Ⅰ.血液の基本
Ⅱ.血算:何を測定しているの?
【生化学編:94分】
Ⅲ.生化学検査
【凝固検査編:70分】
Ⅳ.凝固・線溶系検査:凝固線・線溶の流れを理解する
【血液の基本/血算(赤血球・白血球・血小板)編:86分】
Ⅰ.血液の基本
血液の検査を知る前に基本的な考え方を知ろう!
Ⅱ.血算:何を測定しているの?
赤血球(RBC)
●赤血球の役割はなに?
●検査での異常値の原因など
●例:赤血球が高値である場合のケース、赤血球が低下した場合のケース
●実践活用ポイント
白血球(WBC)
●白血球の役割はなに?
●白血球の種類、値、好中球の異常、など
●実践活用ポイント
血小板(PLT)
●血小板の役割、異常の原因、値、など
●実践活用ポイント
演習での振り返り:RBCとWBC
【生化学編:94分】
Ⅲ.生化学検査
①肝機能検査
●酵素:血中や尿中に出る異常値
②腎機能検査
●代謝産物:異常値から代謝の過程に何らかの異常があることを知る(肝臓・腎臓など)
●実践活用ポイント
演習での振り返り
③膵機能検査
例:アミラーゼの血中放出から分かる膵臓障害
●実践活用ポイント
④電解質検査:Na、K、Cl、Ca、P、Mg
●電解質:ナトリウム、カリウム、クロール、マグネシウムの異常値から分かること
●実践活用ポイント
⑤炎症反応検査:CRPとは
⑥筋由来の検査:筋由来の酵素
●実践活用ポイント
演習での振り返り
【凝固検査編:70分】
Ⅳ.凝固・線溶系検査:凝固線・線溶の流れを理解する
凝固系の検査
①PT ②aP ③TT ④INR ⑤TAT
線溶家の検査
①FDP ②Dダイマー ③PIC
実践活用ポイントを使っての演習