安心安全な生活を支援する役割と連携のポイント
認知症の人とその家族のケアパートナーになるために押さえておきたいポイントを指南!
訪問看護師ならではの具体的なアセスメントと看護介入の視点を事例で学ぶ!
住み慣れた地域の在宅で暮らす認知症者が増加しています。自分らしい暮らしを最期まで続けるには多職種連携による支援が欠かせません。その一翼を担う訪問看護師には、安心安全な生活のための適切な判断と介入が役割として求められています。在宅で暮らす認知症者が抱える生活障害に訪問看護師としてどう支援するか、また介護に疲弊する家族への支援にどのようにかかわるか、地域医療にかかわる看護師が事例を紹介しながら具体的な実践ポイントを解説します。
プログラム
1.住み慣れた地域で暮らす在宅認知症者の実情と課題
2.多職種連携で進める在宅認知症ケアと訪問看護の役割
3.事例で学ぶ!在宅認知症者へのケアの実際
4.在宅認知症者の家族支援のポイント
1.住み慣れた地域で暮らす在宅認知症者の実情と課題
1)生活背景・家族構成など環境要因は様々
2)ステージごとに異なる認知症者の生活障害
3)認知症者の家族への支援の必要性
2.多職種連携で進める在宅認知症ケアと訪問看護の役割
1)病院から在宅につなぐための調整
2)訪問看護師に必要な認知症アセスメントとケア・連携
3)BPSDの悪化予防・維持のためのケア
3.事例で学ぶ!在宅認知症者へのケアの実際
●毎日の散歩が遠足になったら
●お薬カレンダーの意味がない!?
●ご飯を怖がって食べない?
●お風呂になると豹変するおばあさん
●息子が止める、妻への愛が生む行動
●母がゴミ箱で排泄したのは娘である私の責任
4.在宅認知症者の家族支援のポイント
1)介護者の疲弊、介護うつに気づくためのヒント
2)認知症者の家族が歩く道の示し方
3)認知症介護者である家族の心を守る視点