漠然とした訴えの背後にある
重症疾患・病態を見逃さないポイントを学ぶ !
特色
実践事例で解決! 急変サインのキャッチ後、
どう評価し考えるか、最適な対応法がわかる
大事なキーワード、循環・呼吸・感染症の視点をしっかり理解する
様々な併存疾患や慢性疾患を抱える高齢者の場合、“正常値=いつもの状態”は非常に個別性があり、悪化しても典型的な症状が出てこない場合が多々あります。
高齢者の「いつもと違う?」「何か変?」に気づくために、“老化”の影響を考慮した上で、重要な循環・呼吸・感染症の視点でアセスメントのポイントを解説します。アセスメントの視点を掴んだ上で、事例を通して、一見見逃しそうな状況から予期せぬ急変を察知するためのポイントと対応力をトータルで学びます。
プログラム
1.いつもと違う? に気づくためには欠かせない!
高齢者の特性と個別性を踏まえた“フィジカルアセスメント”を押さえる
❶まずは高齢者の“生理機能”
❷循環 ~加齢変化と非典型的な症状に注意
❸呼吸 ~加齢変化と維持される機能を理解しよう
❹感染症 ~主要な病態と随伴症状の関連を見逃さない
❺せん妄やポリファーマシーも押さえておこう
2.事例で考え、現場で即実践!
“予期せぬ急変”を察知するアセスメント力と対応力を向上させる
1.いつもと違う? に気づくためには欠かせない!
高齢者の特性と個別性を踏まえた“フィジカルアセスメント”を押さえる
❶まずは高齢者の“生理機能”
●「正常値=いつもの状態」は個別性がある! 加齢に伴う身体的特性
●老化による機能別変化とそれに伴う日常生活への影響 ほか
❷循環 ~加齢変化と非典型的な症状に注意
●加齢により心臓にどのような変化が起こるか
●ワンポイントの観察で終わらせない注意深い観察のコツ ほか
❸呼吸 ~加齢変化と維持される機能を理解しよう
●加齢による呼吸筋の低下で引き起こされる症状
●加齢の変化を受けない「呼吸数」が重要パラメータ ほか
❹感染症 ~主要な病態と随伴症状の関連を見逃さない
●感染症でも発熱などの典型的症状が出づらい高齢者
●非典型的な症状(せん妄、意識障害)でも感染症を疑う
❺せん妄やポリファーマシーも押さえておこう
●せん妄の薬物療法と非薬物療法
●薬物動態の加齢変化とポリファーマシー ほか
2.事例で考え、現場で即実践!
“予期せぬ急変”を察知するアセスメント力と対応力を向上させる
ここまでの学びを活かし、トータルで考え、動ける力を身につける
事例1何となく苦しそう
事例2呼吸が荒い
事例3徐脈を呈する
事例4転倒を繰り返す
事例5非典型的な症状を訴える