内視鏡特有のケア・業務や職員配置に対応した教育方法のポイントが分かる
内視鏡の看護業務は、病棟の看護業務と大きく異なるため、配属されたスタッフは戸惑うことが多く、指導者側もどのように教育することが効果的かを思考錯誤されていると思います。本研修では、長年、内視鏡室での人材育成に携わってきた講師が、教育方法やそのポイントを具体例もまじえて紹介します。
プログラム
1.消化器内視鏡の医療現場の特徴と教育
2.新人や異動者の教育のポイント
3.中堅スタッフの教育のポイント
4.組織の底上げを図る
1.消化器内視鏡の医療現場の特徴と教育
●病院・クリニックでの職種構成と教育の現状
●内視鏡看護教育における評価指標
2.新人や異動者の教育のポイント
1)オリエンテーション
2)マニュアルの整備
●紙と動画を併用したマニュアルの例
3)教育体制と独り立ちの評価
●指導者は同一にする?セクションや期間で分ける?
●チェックリストや評価ツール(検定)を活用した独り立ちの判断基準
●指導者を支援する部署内での教育担当者会議の開催
4)OJTのポイント
●検査介助におけるOJTの実践例
●OJTでのステップアップの例
5)新人がつまずきやすいポイントに対する教育
●特殊機器(内視鏡)の取り扱い
●覚醒下の検査中の患者への声かけ
●手技に気を取られて患者管理が疎かにならない
●鎮静時の患者急変への気付き
6)異動者への教育で留意すること
3.中堅スタッフの教育のポイント
●自立後のステップアップへの働きかけ
●役割付与による気づきからの成長
4.組織の底上げを図る
●個人の成長を部署の成長へ
●すべてのスタッフが働きやすい環境づくり
●スタッフ間での共通認識の形成