BPSDが生じる仕組みや生じやすい場面を理解して、
本人にとって心地よいケアを実践!
怒る、歩き回るなどの行動はなぜ?
認知症の人の言葉や行動から原因を正しくアセメント
認知症の人のケアをする上で、ケアをする側のやりたい事が優先になっていないでしょうか? BPSD(行動・心理症状)への対応をする時に、認知症の人が体験していることを想像し、言葉かけなどを行い、丁寧に寄り添うことが大事です。本セミナーでは認知機能障害による日常生活への影響、4大認知症の特徴を押さえた上で、生じている行動の背景と対応についてフカボリします。基本だけでなく、BPSDの具体的な場面で、認知症の人が何を感じ、なぜその行動に繋がってしまうのかを理解し、実践的な看護やケアのポイントをお伝えします。前回、配信後の受講者の皆様からのご意見を基に、事例などの解説をより詳しく、環境調整などの新規項目も追加し、講義時間も拡大してリニューアルしています。
プログラム
1.認知症とBPSD(行動・心理症状)に対するケアのポイントを押さえよう
2.認知症の人の体験で考える!
〈場面別〉BPSDへの看護・ケアのポイント
【看護に活かす学びのポイント】
1.認知症とBPSD(行動・心理症状)に対するケアのポイントを押さえよう
●認知機能障害(中核症状)と症状別ケアのポイント
●4つの認知症の特徴と看護のポイント
●BPSD(行動・心理症状)が生じる仕組みと生じやすい場面
●環境調整で自分らしさを取り戻すこともできる
2.認知症の人の体験で考える!
〈場面別〉BPSDへの看護・ケアのポイント
場面①:攻撃性:怒り出す、叩く、つねる
場面②:家に帰りたい、家を探して歩く
場面③:物が取られた、虫が見えるなどの妄想・幻視
場面④:同じ発言を繰り返す、落ち着きがないなどの多弁・多動
場面⑤:オムツを触る、外す
【看護に活かす学びのポイント】
●まずは認知症の人の体験で考え、置かれている状況を見直そう
●コミュニケーションのコツと不安、苦痛を和らげる関わり方