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接遇マナーの優れた病院・介護施設を表彰する 第6回日総研・接遇大賞の受賞者が決定

 


茨城西南医療センター病院(茨城県猿島郡)

受賞理由

コロナ禍だからこそスタッフへの接遇(励まし)を重視。
患者サポートセンターの立ち上げなど積極的な心の交流を図り、
安心安全な環境づくりを工夫。


特色:コロナ禍の今、疲弊しつつあるスタッフに対してこそ励ましやねぎらいが必要と考え、「スタッフにも接遇を」というテーマで掲示板を食堂に置き、皆で書き込み共有しモチベーションアップに。部門・職種間の情報共有で患者の不安を和らげる患者サポートセンターをこの時期に設立。外部の方からいただいた応援メッセージに対して、部署毎に御礼と感謝を録画し“ありがとうメッセージ”として受付で放映。マスク越しの表情もやさしく、“気持ち”を何よりも大切にしたアプローチと地道な実践が素晴らしい。

 


高知医療生活協同組合
デイサービスせいきょう やまもも
(高知市)

受賞理由

施設全体が一つの家族として時間を共有しているような、
本当に自由で温かい、居心地の良い時間・空間を生み出している。


特色:中国帰国者の方のデイサービスを提供。中国の言葉や文化を学び、コミュニケーションを円滑にすることによって、帰国者が安心してサービスを受けられる環境を整えられているのは素晴らしい。“当たり前の配慮”として、その人らしく生きることができるようにサポートするスタッフの姿は、私が思う接遇の“ど真ん中”である。


日総研 接遇大賞

 接遇の大元は、思いやり、心の優しさです。コロナ禍によって私たちはある意味、本来の接遇に戻ったところがあるのではないでしょうか。

 とかく現代社会において私たちは、権利を主張し自分が貰うことばかりに傾きがちな面もありますが、コロナ禍では、疲れた人を疲れていない人が助け、物がない人には持てる人が渡し、という“人と人”の本来的なつながりが、思いやりの世界が出てきました。医療現場にマスクがないと知るや、手作りのマスクやフェイスシールドを届けるなど、患者と医療者、利用者と介護者の関係もフラットになり、同じ人間同士としての協力関係に戻ったように感じます。コロナ禍で大変だからこそ、自分よりももっと大変な人のことを思い、多くの人がそれを表現し行動しました。その善意が誤解されず受け入れられました。心からの思いやりが相手に伝わるような流れが、社会の中で起こっていると感じました。

 私は接遇を表すのは何よりも“笑顔”だと思っています。マスクをしていても目元で笑顔は作れます。ですが、全身を使った身振り手振り、適切な言葉かけ、タイミングなども含めた“全身からにじみ出る雰囲気”で笑顔を表現することが大事だと、改めて思いました。そのためには、ベースに“心のやさしさ”が必要です。やさしさを表現するには、医療者・介護者自身の心が安らいでいないと出来ません。今回、患者・利用者やそのご家族、さらには地域の皆さんからも“やさしさ”をいただくことができました。大変な時代の中での救いだと私は思いました。

 今年ご応募いただいた施設すべてにおいて、患者・利用者はもちろんスタッフも含めた“笑顔”のために、日々大変な努力と工夫をされていらっしゃいました。その姿から私は大きな希望をいただきました。心より感謝申し上げます。

  2020年11月30日


一般社団法人 看護&介護ひとづくり協会 理事長 
               日総研・接遇大賞 選考・審査委員長 高橋啓子

 

 

 

 


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