アロマセラピスト米国資格取得コース Q&A集
ここが知りたい、確認したい!

これまでお客様からのお問い合わせが多かった質問にお答えします。

「スクーリング」はありますか?
なぜ「通信教育」なのですか?
なぜ「アメリカ」の認定資格なのですか?
通信教育で「実技」は学べますか?
次のステップやアフターフォローはありますか?
「アロマセラピストの資格」はいろいろあるようですが?
看護や介護にどう生かせますか?
「認定試験」はどうやって受けるのですか?
認定試験に落ちたらどうなりますか?



「スクーリング」はありますか?
スクーリングはありません。

 すべて自宅で、ご自分のペースで、学習から実習、そして認定試験まで終えていただくことができます。




なぜ「通信教育」なのですか?
お客様からお寄せいただいた要望によります。

 「アロマテラピーを仕事(看護・介護)に取り入れたい。そのためには独学ではなく、系統だったコースを修了することで自信をもって取り組みたい」「けれども1年にわたるようなスクーリングは不可能。自宅で履修したい」という声を多数いただいたことが、本コース企画の出発点となりました。つまり、お客様方のいかんともしがたいご勤務事情を最優先に配慮した選択です。
 もし幸いにして「長期(1年以上)にわたる通学」が可能なお客様でいらっしゃるなら、IFA(国際アロマセラピスト連盟:本部・英国)を始めとして、海外の著名な認定コースが日本にもいくつか設置されていますので、最初の段階から長期・通学制のスクールでより高度なトレーニングを積まれることをお勧めします。




なぜ「アメリカ」の認定資格なのですか?
通常、イギリスやオーストラリアでは、健康分野の公的資格をもたない人でも履修できる1年程度にわたる通学コースが一般的です。

 一方、アメリカの場合は、治療目的で患者へボディタッチする場合、州の認定によるマッサージセラピストの公的資格が必要です。それゆえ、マッサージセラピストの資格を取得してから、またはすでに取得している人が、後から精油の取り扱い知識だけを身につける流れとなり、通信教育による資格取得が一般的になりました。
 アロマテラピーの資格取得カリキュラムが長期にわたる理由の1つは、100時間程度の解剖学・生理学・病理学の履修を伴うためです。弊社のお客様は、看護師を始め医療・福祉分野の国家資格をおもちの方々ですから、解剖生理は履修済みであり、また患者・利用者へのボディタッチについても相応の教育を受けておみえになると判断し、AIAHS認定による本コースを実現しています。
 尚、アロマセラピーという言葉の発祥はフランスですが、元来のフランス式は医師の診断・処方による内服を含むものです。一方、私たち日本人がイメージするスウェディッシュ・マッサージを取り入れた「アロマテラピー・トリートメント」は、イギリスで発展し、アメリカや日本を含む各国へ普及したものです。




通信教育で「実技」は学べますか?
実技の意味によります。

 アロマテラピーには、ルームフレグランス、芳香浴(全身浴、部分浴)、温湿布、蜜蝋クリーム、そしてマッサージなどのさまざまな手技が含まれており、これら精油を用いたアプローチを総称してアロマテラピーと呼ばれます。本コースのテキストでは、代表的な実技を紹介しています。ただし、手技による専門的なトリートメント技術についてだけは、長期の実地トレーニングを要するため、当然ながら通信教育で習得することができません(ただし本コースでは、そこを補完する教材として、病院・施設でも気軽に楽しく実施できる入門的な「ハンドマッサージ」の方法と手順を、映像資料で紹介しています)。
 これまで本コースを修了した皆様は、手技を除くアプローチ(感染対策としてのルームフレグランス、清拭や足浴など)から職場に導入し、やがて全身トリートメントをできるまでの環境が職場で整ったときに、あらためて手技を実地で学べるセミナーやコースを受講する方が多くいらっしゃいます。その際、AIAHS日本事務局が主催する短期研修や、添削講師の紹介を得てIFA認定コースへ進むことも可能です。




次のステップやアフターフォローはありますか?
本コースの添削者であるベンゼル智子氏は、懇切丁寧な対応で好評を得ています。本コースの受講をきっかけにベンゼル氏と交流を深め、認定後も引き続き親しく教導を得る方が数多くいらっしゃいます。

 尚、ベンゼル氏は、著名なハーバリストであるミノウ・デ・メイ氏(AIAHS所長)に師事しているのみならず、世界初のアロマセラピスト団体であるIFAの創設者であり初代会長であるジャーメイン・リッチ氏の直弟子でもあります。それゆえ、かつて英国で医療・福祉へアロマテラピーが浸透し信頼を勝ち得るきっかけとなった創生期IFAのボランティア・プロジェクト「アロマテラピー・イン・ケア」の理念を継承し、ベンゼル氏は日本においても慈善の精神で、医療・福祉現場へアロマテラピーの紹介活動を展開してこられました。
 ステップアップについては前述のとおり、AIAHS日本事務局が主催する短期研修、IFA認定コース(アロマテラピー・アソシエイツ)、英国リフレクソロジスト協会認定コース(ベーリースクール)などへ進む方もいますし、そうでなくとも症状別の適用や海外の実践例などの情報を、書簡やEメールでベンゼル氏から得つつ、職場での実践を勧めている方が多数に及びます。受講期間中に無料配布されるニューズレター『あろまぽっと』を学習の手がかりにすることもできます。




「アロマセラピストの資格」はいろいろあるようですが?
大小さまざま、無数にあります。国内外の各団体やスクールが、それぞれの方針・カリキュラムに基づいて資格認定をしています。

 現在、アロマテラピーに関する公的な資格は日本には存在しません。また、スタンダードと呼べる資格や団体も日本にはありません。規模の大きな団体、多数の卒業生を輩出するスクールは存在しますが、しかし資金力やマンパワーの大きさが必ずしも質に比例するともいえず、またアロマテラピーの定義や使用目的についても各団体により見解に相違があり、「各団体が個々の考えに基づき、それぞれ独自に活動している」と形容するよりほかありません。
 極論するなら、本を1冊読んだだけでアロマセラピストを自称して開業したとしても、それは個人の自由であり、その人を規制する法はない、というのが日本の現状です。つまり認定資格は、「どこで教育を受け、修了したか」を証するものであり、どこの教育機関の認定であるかによって「どれくらいの学習内容を修めているか」を計る目安となる、というほどの意味で捉えておくほうがよいでしょう。任意資格は、国家資格のように社会的身分や職権を保証するものではありません。




看護や介護にどう生かせますか?
すでに病院や高齢者福祉施設で活用されている例を挙げると、分野別では、がん看護(ホスピス・緩和ケア病棟、一般病棟、在宅)、産科、婦人科、精神科、ICU、手術室、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、デイケアセンターなどがあります。

 目的・症状別でいうと、疼痛、吐き気、不眠、不安、便秘、冷え性、浮腫、筋肉痛、拘縮の緩和、褥創予防、スキンケア(皮膚の乾燥・痒み)、生体リズムや月経の調整、あるいは感染対策などにも用いられています。タッチと嗅覚による脳への刺激として、認知症の方へ提供されているケースもあります。
 つまり、各種の精油がもつ「鎮静」「鎮痛」「抗菌」「免疫機能促進」などの作用と、オイルマッサージや温浴などによる作用を組み合わせることで、幅広く日常ケアに適用されています。
 アロマテラピーは(少なくとも日本では)医学的治療ではなく、補完療法やケアとして用いられますし、またそうあるべきでしょう。精油の作用には個人差も大きく、薬剤のようにマニュアル化して適用できるものでもありません。精油のブレンドについても、症状のみならず生活背景やその日そのときの環境を総合的に考慮する必要があり、セラピスト個々人のアセスメント能力に追うところが大きいため、「1つの症状に1種のブレンド」というレシピはあり得ません。とはいえ、患者・利用者のニーズと好み、そして自己決定を尊重して用いるならば、看護・介護独自の判断によるケアのアプローチとして豊かな効果を発揮するでしょう。芳香もさることながら、手による触れ合いによりケアの原点へ回帰できる点が、とりわけ看護・介護者を強く魅了しているようです。




「認定試験」はどうやって受けるのですか?
自宅受験になります。3つの課題を修了した後、同封の申し込みハガキに希望する14日間の「試験期間」を記入し、投函していただきます。

 この「14日間」には、AIAHS日本事務局から受講生に試験用紙が届く日数、そして答案に回答し返送するまでの日数がすべて含まれます。したがって、受講者が答案用紙に向き合えるのは、実質10日ほどです。
 自宅受験ですから、もちろんテキストを見ながら回答することは可能です。ただし、この試験は「落とすため」「知識を試すため」の試験ではありません。「基本的な考え方を正しく身につけたかどうか」を見極める試験であり、とりわけ禁忌・危険性について正確な理解をしているかどうかを審査されます。つまり、暗記力を問うのではなく、理解度が問われます。これを難しいと感じるか優しいと思うかは人によりさまざまですが、真面目に3冊のテキストを学習してさえいれば、よほどの誤解や勘違いがないかぎり、きちんと合格できるように教材が構成されている、というふうにお考えください。
 尚、回答された答案は英訳され、AIAHS米国本部で審査されます。答案の英訳、添削の和訳はAIAHS日本事務局が行いますので、受講者は日本語のみで本コースを履修し受験できますから、その点はご安心ください。




認定試験に落ちたらどうなりますか?
再試験を受けられます(それでも不合格の場合は、再々試験まで認められています)。

 不合格の場合、AIAHS日本事務局より不合格通知とともに再試験の案内が送られます。もちろん受験するかしないかは受講者の自由意志に委ねられます(ただし再試験料と答案翻訳料が別途生じますのでご注意ください。料金はそのときの為替レートにより変わることがあります)。



 

 
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